ママ友グループには、必ずボスママと呼ばれるリーダーがいます。ボスママは、自分のグループに属していないママにも鋭い視線を向けるのです。そしてボスママが目障りに感じたママには怒りの矛先が向けられます。
今回は、穏便に子育てをしたいならば近寄らない方がいい「ボスママの特徴」を三つ紹介します。
ボスママに近寄らない方がいい理由
ボスママと聞くと、ママ友グループの中で一番かっぷくのいいママをイメージするかもしれません。しかし実際のボスママは、おおらかなイメージとは全く正反対であることが多いのです。無防備に近寄れば、思わぬとばっちりを受けることもあります。できればボスママには近寄らない方がいいでしょう。
まずはボスママの恐ろしさを知り、近寄らない方がいい理由からお話しします。
ボスママの子分にされてしまうから
春は新しい人間関係(縄張り争い)が始まる季節でもあり、ボスママの視線は一層強くなります。ママグループは、人数が多ければ多いほど権力が強くなります。ボスママとしては、できるだけ子分を増やして自分の立場を安泰なものにしたいのです。新米ママは「強そうなママと仲良くしておいた方がいいかしら」という軽い気持ちからボスママに近寄ってしまうことがあります。しかし、ボスママに対等な関係はありません。ボスママと仲良くなるということは、ボスママの子分になるということなのです。
ナンバー2とナンバー3を敵に回すから
ボスママには、ナンバー2やナンバー3の側近がいます。ナンバー2たちは、ボスママのそばにピッタリとくっついていることで自分の立場を保っているのです。ナンバー2たちは、ボスママに新しいお気に入りができることを恐れています。新たにボスママのお気に入りができれば、自分たちの立場が危うくなるからです。そのため、何も知らずにボスママに近づいてしまうと、ナンバー2たちに思わぬ攻撃をされるかもしません。
嫌われたときの復讐(ふくしゅう)がこわいから
ボスママは、いい意味でも悪い意味でも力を持っています。好かれているときにはかわいがられるかもしれません。しかし嫌われたときにはボスママひとりを敵に回すのではなく、グループ全員を敵に回すことになるのです。好かれ続ければいいのですが、おべっかを使い続けることは心身ともに大変なことでしょう。「触らぬ神にたたりなし」です。
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すぐに見抜ける! ボスママになりやすい人の特徴三つ
ボスママには近づかないことが一番です。しかしボスママはボスの風貌でないことも多く、存在に気がついたときには、すでに手遅れになっていることもあります。近づかないためには、できるだけ早くボスママを見抜き、距離を保つことが大切なのです。
ここからは、短時間で見抜けるボスママの特徴を四つ紹介します。わずかな会話やしぐさの中からボスママの特徴を見抜きましょう。
ボスママになりやすい人とは
ボスママの具体的な特徴を探る前に、ボスママになりやすい人とはどういう人かを知っておくといいでしょう。ボスママになりやすい人は、ずばりママ友とのつながりを重視する人です。例えば、フルタイムで働いている人は家庭以外にも会社での人間関係があります。ママ友とおしゃべりをしたり余計な付き合いをしたりしている時間はありません。しかし専業主婦は家庭以外の人間関係が限られています。比較的自由な時間もあるので他人に干渉したくなるのかもしれません。そのため、ママ友とのつながりをいい意味でも悪い意味でも重視します。
また学生時代と違い、ママ友は「子育て」という共通点だけでつながっているのです。学歴が高い人もいれば低い人もいます。ボスママになりやすい人は、意外と学歴がある人かもしれません。しかし、一流ではなく二流の学歴であることが特徴です。一流の学歴を持っている人は、自信があるため人と比べません。しかし、トップではない人は妙なプライドと一流ではないコンプレックスを持っているのです。わずかなコンプレックスを隠すためにボスママになってしまうこともあります。
上から下までチェックする
それでは、ボスママの具体的な特徴をみていきましょう。ボスママは、朝会ったときに相手の上から下までをチェックします。相手の髪型や服装、靴までを瞬時に自分と比べるのです。そして、相手の方が負けていると感じたら、視線で相手を見下します。見下された方は、根拠もなく「なにか変だったかな」と思ってしまうのです。これがボスママの目的です。相手に劣等感を持たせることで自分が優位に立ちます。ボスママは、学歴もチェックします。学歴や家柄に自信があるボスママは、機会あるたびに自慢をするのです。自分より高い学歴や優れている点があるママは目の上のたんこぶになります。
一匹おおかみのママを嫌う
ボスママが一番嫌いなママは、強いボスママではなく、一匹おおかみのママです。ボスママは、群れの中にいるときに力を発揮することができます。ボスママは、ひとりになると急に気が弱くなり、仲間を探し始めるのです。一方、一匹おおかみのママはどんなときでもおどおどしません。ボスママは、自分にはない一匹おおかみのママの堂々とした態度が、一番嫌いなのです。
ママ友の子どもを怒る
ボスママは、ママ友の子どもにも自分がボスであることをアピールします。そうすることで、自分だけでなく自分の子どももボスにすることができるからです。子どもが遊んでいる場所では、ママ友の子どもを堂々と怒ります。しかし、全く知らない人の子どもには怒ることができません。ボスママは、意外と人見知りの人が多いのです。人見知りだからこそ、自分の安心のために子分を従えたいのかもしれません。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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