確かな情報を得て適切な声掛けを
やんちゃな友達との付き合いについては、子どもたちの心の問題や周囲の人たちとの関わりに影響を及ぼすことがあるので、慎重に対処したいところです。できるだけ確かな情報を得て、子どもたちを健全に育めるような声掛けをしていきましょう。
友達がなぜやんちゃなことをするのかを探ってみる
子どもの性格や行動の形成は、その家庭環境によって左右されることは多々あることです。家庭で寂しい思いをしている子どももいれば、社会的な常識を教えてもらえない子どももいます。やんちゃな友達に「そんなことをするのは止めようね」と言える場合もありますが、そのようなことを言うことで相手の家庭と摩擦が生じる場合もあるので、声掛けすべきかは悩ましいところですよね。
また、教室でトラブルを起こす子どもについて、実は家庭環境が複雑で寂しい想いをしていたりすることも。やんちゃな友達と言っても、その子どもの置かれている環境や性質などは一人ひとり異なります。わが子が関わっている友達がどのような状態にあるのかなどを調べることで、子どもたちにとって適切な対処方法が見つかるかもしれませんよ。
子どもの気持ちをしっかりと見つめる
やんちゃな友達と楽しそうに遊ぶわが子を見て、不思議に思うママも多いのではないでしょうか。そんなときは思い切って子どもに、なぜその友達を遊ぶのかを聞いてみるのもよい方法です。もし、その会話の中でつらいこともあることが分かれば、「そんな気持ちになるなら、きちんとそれを伝えてみたら?それができなければ、ずっと同じ思いをしながら遊ぶことになるよ」と教えてあげてはいかがでしょうか。
気になることがあれば、そのときにママから子どもに伝えておくと、子ども自身が友達関係について考えるよい機会となるはずです。その後も様子を見ながらフォローを続けて、子どもがママに何でも話せる状況を作っておくと、問題が大きくなる前に対処することができますよ。
ただ本当に子どもが楽しんでいる場合もあるので、親の価値観を無理やり押し付けることのないようにしましょう。
大人の情報網を構築して子どもの友達関係を知る
学校の先生とわが子からの情報だけでなく、ママ友や近所の人からの情報も子育てには有効です。やんちゃな友達と遊んでいるという情報が入れば、子どもに確認することもできるので、大人の情報網はあった方がよいですね。子どもに詰め寄るような質問はせずに、「今、お友達とどんな遊びをしているの?」「お友達と何をして遊んでいるときが楽しい?」などと、子どもが誰とどのような遊びをしているのかを聞いてみましょう。
子どもに聞いた話が大人の情報とは違う場合もありますが、焦らずに子どもとのコミュニケーションを楽しむことが大切です。子どもと友達のことやその日にあったことなどを気軽に話せる時間を作れると、何かあったときも対応できそうですね。
おわりに
親としてやきもきしてしまう場面に遭遇することもあるかもしれませんが、ときには見守ることも必要です。友達関係だけではなく、何かあったときにすぐに対応できるよう、日ごろから子どもとコミュニケーションをとっておくことが大切になってきますね。
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22歳と18歳の二人の子どものママです。その時にやりたいことを楽しんでやる、楽しい毎日を過ごしています。
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