首浮輪の正しい使い方と想定される事故の対処法

もしも事故が起こってしまった場合は?

逆さになるあひる
これまで紹介した使い方をきちんと守って使用していても、もしかしたら予測できない事故が起こってしまうかもしれません。そんな時は慌てずにしっかりと対処することが必要です。もしもの緊急事態に備えるために、起こりうる事故やその対処法を紹介します。

顎が落ちてしまう状況は事故につながる

消費庁の国民生活センターによりますと、空気がしっかりと入っている状態のスイマーバを装着した場合でも、赤ちゃんの頭スイマーバの後ろ側に押し付けられるような状況に陥ると、顎が浮輪部分から外れて下に落ちてしまう可能性があることが分かりました。そうなると口は水中に、鼻の近くまで水面が迫ってしまうため、とても危険です。使用中は常に赤ちゃんの顎が浮輪より上にあるか、注意して見ておきましょう。

もしも赤ちゃんに事故が起きてしまったら

もしもスイマーバを使用している時に事故が起こってしまった場合、慌てずに対処することが大切です。スイマーバを使っている時の事故はたいていが溺水です。赤ちゃんが溺れてしまった場合、水を飲んでしまったり、気管に入ってしまっていたりするかもしれません。呼びかけても反応がなければ、まずは胸を圧迫します。また、呼吸をしていなければ人工呼吸も行い、それと同時に救急車を呼びます。赤ちゃんが泣くようなら大丈夫でしょう。

対処したあと、必ず病院を受診すべきか?

もしも事故が起きてしまって応急処置をしたとしましょう。その時点で赤ちゃんが泣いており、意識もしっかりとしている場合、呼吸がいつも通りで顔色が良いのであれば病院を受診する必要はないかもしれません。しかし、意識がしっかりしていない、顔色が悪いような場合は早く受診しましょう。一見なんともなさそうであっても、心配であればお医者さんに診てもらう方が安心できますね。

おわりに

事故が多く危険なのでは?と思われがちなスイマーバですが、正しい装着方法、使い方を守れば事故は防ぐことができます。小さい頃から水中でエクササイズを行うことは、赤ちゃんにとってとても良いことですから、正しく使って赤ちゃんと楽しく過ごしてくださいね。

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