授業がつまらないときはどう過ごすべき?
つまらない授業に対していろいろと対策を採ることはできますが、なかなか事態が改善しないということもあるでしょう。しかし、そのまま放っておくわけにはいきません。そこで、つまらない授業での過ごし方について、まとめていきましょう。授業がつまらないと言っているお子さんにアドバイスしてあげてくださいね。
寝てしまわないように気をつける
いくら先生の授業がつまらないとはいえ、寝てしまうのはご法度です。寝てしまうと日頃の態度が悪いとみなされ、成績にも響く恐れがあります。小学生のうちから授業中に寝る習慣がつくのも良くないですよね。そこで、授業中に寝ないように子どもに意識させることが必要です。前日にしっかり睡眠をとり、つまらない授業とはいえ、学ぶことは何かしらで役に立つということをよく伝えておきましょう。
先生の顔を見ながら話を聞くようにする
授業がつまらないと感じるときにおすすめなのは、先生の顔を見ながら授業を受けることです。先生の目を見ていると緊張感が出て、授業の内容をしっかり聞くことができ自分のためになります。また、よく目が合うことで当てられることも多くなり、授業から得られるものが増えていくでしょう。さらに、積極的に授業を受けているという印象を与えて、授業態度を評価してもらえるメリットもありますよ。
黒板に書いていることはしっかり写す
授業がつまらなくてやる気がなかなか出なくても、黒板に書いてあることはしっかり写すようにしましょう。小学校では授業にきちんと参加しているかを確認するために、ノートを回収して板書をしているかチェックされることがあります。もし板書をしていなければ評価が下がる恐れがあるので、授業に対して前向きになれなくても、内容を全て理解できていなくても、ノートだけはしっかりとるように子どもに伝えましょう。また自分で要点をまとめたり、みやすくアレンジすればつまらない授業も楽しくなるかもしれません。
おわりに
授業をつまらないと感じる理由としては、先生の授業の仕方が悪い、授業内容がレベルに合っていない、子どものやる気がないなどさまざまなものが挙げられます。理由があるとはいえ、小学生のうちから授業がつまらないと感じていると、先の学生生活を送るのが大変になってしまいます。今回ご紹介した対策を実践して、授業を少しでも楽しく受けるために工夫してみましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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