街の中心部など、便利な場所に増えてきたタワーマンション。このところ、子育て世代をターゲットにしたものも販売されていて、新婚さんや若いパパ、ママの中にも気になっている方も多いと思います。実際、子育てをするのにタワーマンションはあっているのでしょうか?タワーマンションでの生活と子育てのメリットとデメリットを考えてみましょう。
メリットはやはり利便性にあり!
タワーマンションは眺望のよさのほか、生活しやすいサービスが充実していることもメリットといえます。また、立地も駅や中心街の近くであることが多いので、外出のしやすさもあります。おしゃれで都会的な生活が望めそうですね。
生活に関するサービスなどが充実している
ゴミ出しが24時間できたり、困ったことがあったりすればコンシェルジュが対応してくれるサービスがあったりします。戸建てであれば自分が修繕などの管理を全てしなくてはいけませんが、そういった煩わしさがありません。また、周りの視線を気にしなくてよいので、カーテンが自由に開けられるという声もあります。生活がしやすいように、設計やサービスが考えられているので、住み心地はよいでしょう。
ご近所付き合いのしがらみが少ない!
べったりとしたご近所付き合いの必要がないのも、タワーマンションのメリットです。入っている世帯数が多いことや、そもそもタワーマンションをついのすみかと考えていない世帯も多いので、あいさつ程度のお付き合いで済んでしまうことが多いそう。よい距離感で付き合え、ご近所の目が少ないので、自由を感じる主婦の方も多いのではないですか。
公園やキッズルームなどが併設されている場合も
マンション内にキッズルームがあったり、敷地内に公園があったりするので子どもたちを遊ばせることができます。特にキッズルームは雨の日なども子どもたちが楽しく過ごせるので便利ですね。また、防犯カメラなどのセキュリティーもしっかりしています。子どもの遊び場に外部からの侵入者を防ぐことができるので安心して利用できることができます。同世代の子どもを持つママ友も作りやすい環境といえます。
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高層階に住むことのデメリットは?
タワーマンションでの子育てで、気になるのがデメリットだと思います。赤ちゃんの間はもちろん、幼児期、小学校から多感な時期を子どもたちが過ごす自宅になるわけですから、当然です。子育てをタワーマンションでした場合、どのような弊害があるのでしょうか?
健康被害や精神疾患の原因になるかも?
タワーマンションの高層階は、ちょっとした風でも揺れを感じる人がいるそうです。敏感な人では、常に揺れを感じて三半規管に異常をきたす場合もあります。また外との関係が薄すぎて、閉塞(へいそく)感を抱き、精神的に参ってしまう方もいるようです。こればかりは住んでみないとわかりませんが、大人は平気でも、子どもへの影響が気になりますよね。
子どもが高いところを怖がらなくなる!
「高所平気症」という言葉を聞いたことはありませんか?常に高い場所で過ごしているので、高い場所への恐怖心がない子どもに育つことがあるそうです。学校の3階程度なら全く恐怖心がなく、窓から身を乗り出したりベランダの手すりの上に乗ってみたりという話も聞きます。高い場所が当たり前になるだけで、危険を察知する能力がなくなるというのも、恐ろしい話ですね。
外との距離が遠く、土の上での子育てはしづらい!
マンション内のキッズルームや公園で満足してしまい、他の公園などで外遊びをしなくなる恐れがあります。また、情操教育に効果的なガーデニングも、ベランダでするしかありません。高層階のベランダは風も強く、スコップなどの道具を誤って落としたりしない様に注意する必要もあります。マンションでも1階であれば庭付きの場合もありますが、高層階になると、土を感じさせる子育ては難しい様です。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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