離乳食後期~ 離乳食を嫌がる原因は?
離乳食後期(生後9~11カ月頃)は、歯茎でつぶせるくらいの少し歯ごたえのあるかたさの食べ物を、歯茎を使ってかむ練習をする「カミカミ期」です。この時期に赤ちゃんが離乳食を嫌がる原因は、一時的なものであることが多いです。
なぜか急に食べるのを嫌がるようになった
これはいわゆる「なかだるみ」で、一時的なものと考えて良いでしょう。赤ちゃんが健康で順調に発育していれば問題ないでしょう。食べる量には個人差があります。食べなかったことを責めるのではく、食べた分を「よく食べたね」とほめてあげるようにして、決して無理強いはしないようにしましょう。あくまでも食事の時間は「楽しく」が基本です。
お手本通りに作ってもかためのものを嫌がって食べない
ここまで順調に進んできていたのなら、少しかた過ぎただけなのかもしれません。かた過ぎると痛くて歯茎でつぶすことができないか食べられないのです。かたさのめやすは親指と人さし指で軽くはさんでつぶせるくらい。個人差もあるので少しずつ変化をつけてみると良いですね。お手本通りに進まなくても、決して焦らずに少しずつ慣らしていきましょう。
1歳を過ぎても離乳食を嫌がるときは…
離乳食の仕上げの時期が近づいても、一時的に食欲が落ちたり、食べるのを嫌がったりすることがあります。原因として考えられることは、便秘で苦しい、生えてきた歯が気になっている、運動不足でおなかがすいていない、遊びに気をとられているなど。原因を取り除いてあげることで改善が期待できるでしょう。無理やり食べさせるのだけはNGです。
おわりに
離乳食初期の離乳食のおもな目的は、そこから栄養をとることではなく食べる練習をすることです。栄養は母乳やミルクから十分とれているため、食べないことをそれほど心配する必要はないでしょう。赤ちゃんの機嫌の良いときに、赤ちゃんのペースに合わせて、楽しく進めましょう。
ピックアップ
小学生と高校生の2人の男の子の母です。海の近くに住んでいます。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。