食べるときには、約束事を決めて楽しもう
年上の兄弟やお友達がいる子は特に、アメやチョコレートなどをもらったり一緒に食べたりする機会も多くなるものです。下の子だけ我慢させるのはかわいそう、ということもありますよね。子どもにアメやチョコレートを食べさせるならば、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
全部食べきるまでは、座って楽しもう
アメを食べるときにしばしば起こるのは、アメをなめながら遊んでいて、ふとした拍子にアメ玉を飲み込んでしまったり、棒付きのキャンディーの棒でのどを突いてしまったり、という事故です。アメをなめるときには、必ず口の中のアメがなくなるまで、ちゃんと座っている、ということがとても大切です。アメをなめきるまでは、子どもの近くにいて様子を見守ってください。また、アメのサイズ選びも大切です。小さめのものを選び、個数を決めて食べさせるようにしましょう。
食べた後に、口の中を洗い流して虫歯予防を
チョコレートを食べた後は、奥歯に食べかすが残りがちです。乳歯の虫歯は、9割が奥歯と奥歯の間で発生しているのだとか。食後は麦茶やさゆを飲んで口の中を洗い流すようにしましょう。「食習慣が子どもの健康に及ぼす影響」についての調査結果・分析によると、虫歯が多い子ほど2〜4歳、4〜6歳で甘いものを多く摂取する割合が多い傾向や、食事の摂取量が変わるほど甘いものを好んで食べる傾向、食事が不規則で、食事をおいしいと感じていない傾向が、みられるそうです。幼児期の食習慣が歯をはじめ心身の健康にも大きく影響します。おやつに嗜好(しこう)品はできるだけ控えること。3度の食事を大切にして、アメやチョコレートなどはなるべく控えるようにすることが大切です。
おわりに
アメやチョコレートは、甘くておいしいだけでなく、幼児の味覚形成や食習慣、ひいては安全に影響を及ぼす可能性もあります。食べるなら、たまの「お楽しみ」として、特定のときに限定して楽しむようにしたいですね。
ピックアップ




メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。