幼稚園や保育園でもいじめがある。小学生とは違ういじめの内容と対処方法

幼稚園・保育園で普段から気をつけておきたいこと

子どもの話
幼稚園や保育園に通う年齢の子どもは、自我が芽生え、お友達とかかわりあいながら社会性を育んでいく心の成長期です。多少のトラブルは仕方がないのですが、それを恒常的ないじめに発展させないために普段から気をつけておきたいことがあります。

子どもの話をさえぎらずよく聞く

忙しい毎日、子どもの話をゆっくり聞く時間が少なくなっていないでしょうか。幼い子どもは言葉や思考が未発達なので、要領を得ない話が多くなります。しかし、そうした話のなかに子どもの気持ちや日常の様子を知るヒントが隠れています。お風呂の時間、寝かしつけの時間など、リラックスできる時間を「お話の時間」と決めて、よく話を聞いてあげてください。「お話の時間になれば聞いてもらえる」とわかれば、少しずつ我慢することも覚えますし、安定した気持ちで毎日を過ごすことができます。子どもの声に耳を傾け、いじめ的な行動がないか、気をつけてあげてましょう。

先生とコミュニケーションをとる

日ごろから、幼稚園・保育園の先生とコミュニケーションをとることも、いじめの早期発見、早期解決につながります。先生は忙しそうで、声をかけにくいかもしれません。しかし、朝晩の挨拶をするだけでも、いざというときのハードルが低くなります。また、先生のほうでも、ひとことふたこと気になったことを保護者に伝えやすくなります。バス通園で先生と顔を合わせない場合は、状況を連絡帳に書いて伝えましょう。

おわりに

幼稚園・保育園で起こるいじめは、構造的には単純なものです。意地悪な言葉かけや、ひっかく、つねる、押すといった身体的なもので、よく観察していれば発見は難しくありません。はやい段階できちんと手当てすれば、トラウマになることもなく、収束します。保護者としては、慌てず冷静に対処していきましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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