デジタル絵本を上手に活用するために
デジタル絵本にも紙絵本と同じように、メリットとデメリットがあります。デジタル絵本を活用する場合には、メリットを最大限に生かしていくことが必要です。では、デジタル絵本を上手に活用するにはどのようにしたらよいのでしょうか。
親と子の時間を大切にする
絵本を親子で見るという行為はコミュニケーションにつながります。また、お母さんの声というのは子どもがおなかの中から聞いていた声であり、精神的に安心させる効果のあるものです。音声出力を消し、タブレットの画面は子どもが動かし、それに合わせてお母さんの声で読んであげるという紙絵本のような使い方もできます。
ときと場所による使い分けをしていく
忙しい時間帯だと顔を見て子どもの相手ができないときもあります。そのようなときには、親子で会話のできる距離でデジタル絵本を見せる使い方もあります。また、外出時にあまり荷物を持っていけないなどのときもデジタル絵本は有効になります。どちらか一方だけと決めるのではなく、ときと場所などによりデジタル絵本と紙絵本を使い分けしていくとどちらも有効に活用できます。
子どもの成長にあわせて選ぶ
デジタル絵本には触ると動いたり音声がでたりする仕掛けがたくさんあります。ただし、幼児期の子どもにあまり多彩な仕掛けのデジタル絵本を与えても十分に楽しみきることができません。初めは触ると音がでるもの等、単純なものから初めるのがよいでしょう。それから、子どもの成長段階ににあわせて、イラストを自分で動かすもの、登場人物と一緒にゲームするものなど、徐々にステップアップさせていきましょう。
おわりに
今後デジタル絵本はさらに広がりを見せると予想されています。しかし紙絵本にしかない良さももちろんあります。親子で一緒に絵本を楽しむという気持ちを大切に、両者のメリット、デメリットを理解し、楽しい読み聞かせの時間を過ごしてください。絵本好きな子は想像力・感受性が豊かになるかもしれません。
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