小学校の学校公開は学期ごとに少なくとも1、2回はあります。子どもが普段勉強する姿を見に行くことは楽しみですが、初めてなら親も子どもも緊張しますね。どんな服装をすればいいのか、どんなマナーがあるのか気になります。そこで、まずは重要なポイントになる服装をはじめ、してはいけない行動などをご紹介していきたいと思います。
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どんな服装がよい印象を与えるの?
服装は人となりを表しますので、学校公開においても重要なポイント。SNSなどでも「こんなコーデはNG!」「派手な服装をしたママがいて常識を疑った」といった文字が躍るほど。
では実際、学校公開にはどんな服を着て行けばいいのでしょうか?
清潔感が大切
学校公開に臨む親の服装は、学校のカラーによって本当にさまざま。きちっとした服装で来る親が多いところもあれば、ジーンズにTシャツ姿でも、さほど浮かない学校もあります。私立・公立、学校のある地域の特性によっても異なります。
そんな中、共通して言えることは「清潔感が大切」だということ。変に着崩したり、ラフすぎたりする恰好は避けたいところ。服装はもちろんのこと、髪型も清潔感に気を付けましょう。
普段着に少しおしゃれをプラス
パパやママが小学生の頃、学校公開での親の服装はスーツや着物姿が主流だった記憶はありませんか?今では、普段着に少しおしゃれした服装の親御さんが多く、正装をしていたらかえって目立ってしまいます。
パパの場合、上はシャツにジャケットかカーディガン、下はチノパンなど。ママの場合は、ブラウスにカーディガンやセーター、下はひざ丈のスカートあるいはパンツといった服装がよいでしょう。上品なワンピースでも好印象ですね。
国立や私立、高級住宅地にある学校は正装のほうがよい
国立や私立の小学校でも公立のように普段着が主流の場合もあります。しかし、お受験の時のようなスーツがルールの場合もありますので、わからなければパパもママもスーツで正装する方が無難ですね。色もネイビーやブラックなど無難な色にまとめましょう。また高級住宅地が校区の学校なら、ブランド服を着ている保護者が多いと思われます。不安な方は事前にリサーチしておくと安心です。
派手やラフすぎる格好や厚化粧はNG
いくらおしゃれな普段着でも、奇抜な色や破れたジーンズ、露出度の高いキャミソールや短パンはNGです。そして、匂いのきつい香水や濃い化粧、アクセサリーをじゃらじゃらつけるのも控えましょう。
また、ジーンズはカジュアルなイメージで敬遠されそうですが、トップスがおしゃれならエレガントに見えます。トレーナーやジャージと合わせなけれは問題ないでしょう。ジーンズに合わせるならとろみシャツやカットソーのキレイめスタイルがおすすめです。
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さらに服装で気を付けたいことは?
学校公開は、教室で国語や算数といった授業だけではありません。体育や家庭科、他には親子で活動する場合もありますので、その場合は、TPOに合った服装をしないと逆に浮いてしまうだけでなく、活動に支障が出ます。
体育やプールの見学時はどんな服装がいい?
夏場にグラウンドで行う、体育の見学の場合はパンツスタイルにかかとが低めの靴がいいです。そして、日焼け対策を忘れずに。ただし日傘は隣の人に迷惑がかかるので帽子がいいでしょう。
後は汗ふきタオル、水分補給の水があると便利。また、プールの見学の場合、プールサイドでは裸足になるのでストッキングはNG。ぬれた時のためにタオルも忘れないでくださいね。
脱ぎやすい靴で
校舎内に入る時、靴を脱いでスリッパに履き替える場合が多いです。下駄箱は保護者で混雑することもあるので、履いていく靴は脱ぎ履きしやすいものがおすすめ。スニーカーもカジュアルすぎるので厳しい学校などは避けた方がよいでしょう。
また保護者の靴は置き場所がないことも考慮して、袋に入れて持ち運べる大きさだといいですね。ロングブーツだと持ち運びに困ってしまうこともあるので注意です。
そしてスリッパなど室内履きの持参も忘れずに。
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学校公開NG行動
さて、学校公開に着ていく服装が決まったら、学校内での親の行動について考えてみましょう。いくら好印象な服装でもNG行動をすればたちまちイメージダウンなので、スマートなふるまいを心掛けましょう。そこで、親がしてはいけない行動をピックアップしました。
授業中の親同士のおしゃべりは厳禁!
授業中、保護者同士のおしゃべりは厳禁です。いくらひそひそ話でも周りが静かなので、子どもは集中力を失います。また、廊下での立ち話も意外と響いて、教室まで聞こえる場合も。子どもたちはこのような態度が目に入ると勉強に身が入らなくなるので、授業中はたとえ話しかけられてもしゃべらないようにしましょう。
スマホはマナーモードにして操作は厳禁!
メールやLINE、インターネットなどでスマホを操作することは厳禁です。スマホ画面をチェックするなら、せめて廊下に出てからにしましょう。
また、マナーモードにしていないがために着信音が鳴り響いたり、電話がかかってきて話し出したりという行為は、授業を受けている子どもにとって大変迷惑。先生や子どもだけではなく、周りの保護者の迷惑も考えましょう。学校内における携帯電話は、マナーモードあるいは電源OFFが原則です。
ビデオカメラや写真撮影は厳禁!
学校では、運動会や学芸会などのイベント以外は、ビデオカメラや写真の撮影は許可されていません。かわいいわが子の姿を撮影したい気持ちはわかりますが、カメラを向けられていたり、シャッター音が聞こえたりすると、子どもはたちまち緊張して授業どころではなくなってしまいます。ですから、ぐっと我慢してわが子が頑張って勉強する姿をしっかりと目に焼き付けましょう。
小さな子どもから目を離さないように
参観に未就学・未就園の下の子を同伴しなければならないこともあります。小さな子どもは目を離したすきに教室を歩き出して、お兄ちゃん・お姉ちゃんのもとに行こうとしたり、長い時間我慢できずにグズり出したりすることも。保育園・幼稚園なら大目に見てくれるかもしれませんが、小学校では授業の妨げになります。参観しながらも下の子から目を離さないようにして、「これはグズりそう」と思ったら外に連れ出しましょう。
来校時の自転車使用
学校へは自転車で来校する保護者も多いと思います。校内に自転車を置くスペースがあるなら問題ありませんが、自転車での来校を禁止しているところも少なくありません。家から学校まで遠くても、禁止されている場合は徒歩で来校しましょう。
また車での来校も禁止されています。学校の近くまでなら…と近隣の駐車場にとめる行為もマナー違反になりますよ。
おわりに
学校公開に出掛ける際に気をつけたい、服装やマナーを紹介しました。学校は公共の場という意識を持ち、マナーをしっかり守りましょう。子どもたちのよいお手本になるような行動を心がけたいものですね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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