抱き癖がつくとつらい?抱き癖への対処法
穏やかな気持ちで赤ちゃんを抱っこしてあげるためにも、抱っこの負担を少しでも軽くすることが重要です。「抱っこが癖になってしまったらどうしよう」と心配しているママは、すでに長時間の抱っこを負担に感じているのかも。そんな人には抱き癖への対処法として、次の二つをおすすめします!
すぐ泣いてしまう新生児への対処法
布団に下ろした瞬間ギャン泣きする赤ちゃん!「背中スイッチ」とも呼ばれるこの現象に、抱っこ以外の対処法はあるのでしょうか?
布団以外の場所で寝かせてみる
バウンサーやリクライニング機能つきのハイチェアなど、違う場所で寝かせてみましょう角度や揺れなど、赤ちゃんにも好みがありそうです。
別の人に抱っこしてもらう
パパやおじいちゃん、おばちゃんなど別の人に抱っこしてもらうのもいいでしょう。ただし、産後間もなくのママの中にはホルモンバランスの影響などで「赤ちゃんを他の人に抱っこされたくない」という人もいるようです。そんな時は無理をせずに抱っこしてあげてください。
絵本やおもちゃなどを活用
聴覚・視覚が未熟な新生児ですが、周囲の出来事を敏感に感じ取るといわれています。絵本を読み聞かせたり、おもちゃのラトルをならしてあげたり。歌を歌ってあげるのもおすすめ。抱っこ疲れには「いつもと違うこと」でママと赤ちゃんの気分を変えましょう!
成長に合わせて抱っこひも・スリングを活用
赤ちゃんを長時間抱っこしていると肩や腕が疲れますよね。時には抱っこが原因でけんしょう炎になってしまうケースも。赤ちゃんが一定以上の月齢や体重になれば、スリングや抱っこひもを使用できます。メーカーによって基準はさまざまですが、スリングであれば生後2週間くらいから、抱っこひもも新生児から使用できる物があります。
スリングの特徴
大きな1枚布を肩で留めて使用します。腰が疲れにくい反面、肩が痛くなるという人も。肩への負荷が気になる人は肩にクッションが入った物もおすすめ。洗濯しやすく、コンパクトに畳めるのも魅力。
抱っこひもの特徴
スリングに比べて頑丈な作りで安定感があります。肩だけで留めるタイプと、肩と腰で留めるタイプがあります。調整がしやすく、使い方が簡単です。
スリングや抱っこひもといえば外出の際に使用するイメージがありますが、家の中での抱っこにも便利。妊娠中のママは、ぜひ早めに入手しておきましょう。
おわりに
新生児のお世話には抱っこがつきもの。抱っこのしすぎは、決して悪いことではありません。ママの抱っこは赤ちゃんによい影響が期待できます。周囲の手助けや育児グッズの力を借りて、赤ちゃんとのスキンシップの時間を楽しみましょう。
ピックアップ
30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。