先生に伝えたいこと 聞いておきたいこと
個人面談では、特に問題がない場合、学校での様子、学習の進み具合、お友だちとの関係を話してもらって終了ということがほとんどです。特に心配事がなければ、無理に質問する必要もありません。ただ、ちょっとしたことでも先生に伝えておいた方がよいこと、聞いておくと助かることがあります。余裕があれば心にとめておいてください。
家庭に変化があれば伝えておく
子どもの態度は、家庭生活の変化に左右されることがあります。ママが仕事を始めた、パパが単身赴任になった、赤ちゃんができた、など、子どもの生活に直接影響が出る変化については、先生に伝えておくと安心かもしれません。もちろん、個人情報ですので、必ずしも伝える必要はありませんし、詳しい事情を話すこともありません。ただ、子どもの学校生活での態度に変化があった場合、先生が状況を理解する手助けにはなります。少し不安で、見守ってもらいたいと感じるときは、簡単に伝えておくといいでしょう。
仲のよい友だちがいるかどうか聞いておく
家で学校の話やお友だちの話をよくする子はよいのですが、高学年になると、だんだん話をしなくなる子もいます。特に男の子は、面倒なのか、細かいことを話したがらない傾向にあるようです。気になっても、本人に根掘り葉掘り聞くのは逆効果です。学校の様子を話してもらった際に、仲のよい友だちがいるかどうか、先生に聞いておきましょう。帰宅後の友人とは別に、仲良くしている子がいたりします。懇談会のときに声をかけるなどして情報交換もできますし、なんらかのトラブルがあったときにも寝耳に水、ということはないはずです。
おわりに
個人面談は面倒だと感じる方も多いでしょう。時間も短いですし、仕事の都合をつけなくてはならないとなると、なおさらですね。しかし、家と学校では子どもの様子は違います。先生というほかの大人の評価を聞くことで、子どもの個性を再発見することもあります。希望者のみの場合も、都合をつけて参加してみてください。家に帰ったら、「先生がほめてくれてたよ」と伝えてあげましょう。子どもの自信になりますし、先生への信頼も増して、よい効果があります。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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