漢検を受検するにはどうすればいい?
漢検の申し込み方法や会場、受検から合格発表までの流れを整理してご紹介します。漢検には個人受検のほか、学校や企業単位の団体受検や特定の会場でパソコンを利用する受検方法もありますが、今回は個人受検に絞って述べます。
書店やネット、コンビニなどで申し込み可能
漢検は個人で申し込み、47都道府県の約180カ所に設けられた会場で受検することができます。試験は年3回。検定料は級によって異なり、級が上がるほど高くなります。10級は1500円、1級は5000円です。検定時間は8~10級は40分で、それ以外の級は1時間となっています。
申し込み方法は4種類。インターネット、コンビニ、取り扱い書店、新聞社などで申し込むことができます。詳しくは公式サイトの「お申し込み方法について」を参照にしてください。申し込み後、受験会場が記された受検票が届きます。
検定を受けたあと、約30日後にはWEB上で合皮結果を見ることができます。また、検定日から約40日後に、検定結果通知や合格証書などが届きます。
家族そろって合格すると「家族合格表彰状」が
漢検に合格すると、合格証書と合格証明書が届けられます。満点合格者は合格証書よりも豪華な体裁の「満点合格証書」が贈られるとか。また、「家族受検表彰制度」というものもあります。家族で受検し、合格した場合に申請すると、合格した家族みんなの名前が入った「家族合格表彰状」を届けてもらえるという制度です。同居・別居は問わず、家族が別々の日程で受検していてもOK。個人受検者と団体受検者が混ざっていても申請できます。ただし、申請できる人数は2~6人です。家族みんなで、競い合ったり励ましあったりしながら勉強するのもいいですね。
おわりに
漢検の各級は学校の進度に対応しているので、小学生の子どもでも取り組みやすいですね。家族受検表彰制度を活用し、家族みんなでチャレンジしてみるのもおすすめです。目標に向かって努力することの大切さを実感し、勉強する習慣を身につけるなど、漢検をきっかけに得られるものも少なくありません。ぜひ、自主学習に漢検を取り入れてみてください。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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