子ども気持ちを受け入れてから対応を
なんでもイヤイヤ!そんな時にお母さんまでイライラしていまうと逆効果ですね。子どもの気持ちを一度受け入れてから提案をしていくのが大切です。気をそらせ話をすり替えるなど、時には見守ることも効果的です。とは言っても毎日イヤイヤばかりの2歳児に疲れてしまいますよね。同じようなお母さんのお話をご紹介したいと思います。
これじゃなきゃイヤなの!やっぱりあっちがいいの!
息子が毎日色んなものを指定するようになりました。例えばお皿の色やコップまで。「今日はオレンジのお皿がいいの!」と用意したのにも関わらず数分後には「赤いお皿に変えて!」といい、変えるまで泣き続けます。私が使っていたコップをたまたま夫が使ったらそれだけで大泣きし、今度は自分がそのコップを使うと暴れ始める始末です。食事中に何度お皿やコップを変えたことかわかりません。今だけ、今だけと呪文のように唱えています。
自分でも何で泣いているのかわからないんでしょう?
気にくわないことがあると泣いて怒るようになった娘ですが、最近一度機嫌が悪くなるとなかなか直らなくなりました。自分が何で泣いているのかもわからなくなって、何と声をかけてもどんどん泣き声が大きくなります。そんな時、危なくないならそのまま少し放っておくことにしています。暴れまわったあとは少し自分で気持ちに区切りをつけられるようになりました。少し子どもから離れてみることも大切ですね。
お茶をジャー!何度もこぼされ私もイライラ
コップに入れたお茶を、わざと何度もジャー!とこぼす娘にイライラしてついに大きな声で怒鳴ってしまいました。その途端にコップを床に投げつけて大泣きし始めたんです。怒鳴ったことを後悔しました。次の日も同じようにお茶を何度もこぼす娘に、今度は「ジャーってしたらママは悲しいな。自分で片付けようね。ママは片付けてあげないよ。」と雑巾を渡しました。娘は何もいわずこぼしたお茶を拭き、何事もなかったかのように食事を再開、その日以来お茶をわざとこぼすことは無くなりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。自分の気持ちを頑張ってコントロールしようと頑張っているイヤイヤ期の子どもたち。親の対応をみて、学んでいます。成長のステップを上がっている子どもたちを、心に余裕を持って見守ってあげたいですね。子どもの成長の中でイヤイヤの時期はほんの一瞬です。あとで子育ての笑える思い出話になるはずですよ。
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2歳9ヵ月の男の子と、4ヶ月の女の子のママ。本業は音楽で、演奏活動や指導をしています。食事にこだわり子どもと一緒に料理やお菓子、パン作りを楽しみながら食育にも目を向けています。上の子が早産で小さく生まれたので、心配も多いですが毎日楽しく過ごしています。
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