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「100都市 保育力充実度チェック」の発行元は?
「100都市 保育力充実度チェック」とは、「保育園を考える親の会」が発行している冊子です。
「保育園を考える親の会」は1983年に創会。
働きながら子どもを育てる、そんな当たり前のことを当たり前にできる世の中にするために活動を続けている会です。
その信念に基づいて、スタッフ全員が他に本業を持つ親なので、「働く親ひとりひとりが手をとって運営している」というのがわかりますね。
何をしている会なの?
「保育園を考える親の会」の活動は会員メーリングリストによる交流や、イベント、交流会などがあり、2017年1月時点での会員数は首都圏を中心に約400人となっています。
活動自体が首都圏を中心としているので、イベントは首都圏が中心となってしまいますが、メーリングリストによってさまざまなことを相談することができますし、季刊の「つうしん」によって多くの情報を得ることができます。
「100都市 保育力充実度チェック」その気になる内容は?
100都市(※100都市の詳細は記事下を参照)の保育園に関するデータが記載されており、ここからさまざまなことを読み解くことができます。
2001年~2003年度版を始めとして、その後毎年発行されていますが、調査の企画進行はスタッフによるボランティアで行っているようです。
ボランティアと侮るなかれ、情報量やクオリティには目を見張るものがあります。行政関係者や事業者の方が参考にすることがあるということからも、そのクオリティの高さが伺い知れます。
データは、待機児童数・入園状況はもちろん、入園の難易度、延長保育・休日保育を行っている園の数や0歳児保育、病児・病後児保育施設の有無についても確認することができます。掲載されている情報は個別の保育園情報ではありませんが、例えばこれから引っ越しを考えている妊活中・妊娠中のご夫婦にとっては、引っ越し先の土地の保育園事情を知るのにとっても役立ちますよね。
また、これらの膨大な資料を元に、「過去6年の保育サービスについて」、「民営化について」、といった内容の読み物もついているので、数値だけじゃよくわからない……と言う人も、日本の保育園事情がよくわかります。
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購入したい!どうすればいいの?
「保育園を考える親の会」HPの購入方法をご確認ください。
バックナンバーも一緒に購入することができるので、過去の分が気になる方は一緒にご購入ください。(最新版800円・バックナンバー500円 +送料/ 2019年9月時点)
申込みすると、数日後に冊子が届きます。お支払いについては冊子と一緒に郵便振替払込票が同封されますので、届いたらお支払いをして完了です。
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29歳。A型。独身。
結婚についてよく聞かれるお年ごろ。専門知識に目がなく、探しものやコラムを書くのが好き。女性が安心して生活を送れるよう食品に含まれている添加物や成分について研究中。「食」に関する記事の執筆を主に担当。
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