年子の寝かしつけにはお助けアイテムを使ってみる
寝かしつけの具体例は先に挙げたとおりですが、身一つでやっているお母さんであれば、先に疲れてしまいますよね。ただお母さんが倒れてしまっては元も子もありません。今は寝かしつけに便利なものが数多くありますので、辛い時にはお助けアイテムに頼りましょう。
おなじみの「ベビーベッド」を使う
「赤ちゃんのうちは添い寝した方が安全」という意見もありますが、一概にそうとは言えませんし、毎日添い寝するとなるとお母さんの負担にもなりますよね。2人がそれぞれベビーベッドを用いれば、柵などで遮断されるため、上の子ともある程度距離を確保出来ますし、別室に設置しても安全ですよ。
痒いところに手が届く!「ハイローチェア」
ハイローチェアは椅子やゆりかごとしても使用できるほか、簡易ベッドにもなります。特に、ゆりかごとしての機能を褒める声が多く、2人のうちの1人が夜泣きを始めても、すぐにこのチェアに連れていけば、泣き止んでくれるのかもしれません。
手動タイプは1〜3万円、電動タイプになると4〜8万すると言われていますが、こちらもレンタルが可能ですので、必要な期間だけ借りることが出来て経済的です。
皆で癒されよう!「ヒーリングミュージック」
川のせせらぎや小鳥のさえずり、雨音、草木のざわめきなどは、私たち人間がリラックス効果を得るのに最適だと言われています。ヒーリングミュージックは、これらの要素を取り入れた音楽のことです。
ちなみにヒーリングミュージックかどうか判断に迷うときは、次に挙げる項目に該当するか確認してみてください。
- 落ち着いた緩やかな曲で歌詞がない
- 聴いていて落ち着く
- 希望に満ちたメロディー
- 自然音で構成されている
これらの項目をクリアしている音楽は、脳をアルファ派の状態にし、自律神経を整えてくれます。上の子や下の子だけではなく、家族全員が癒される /span>ことと思いますので、2人を寝かしつけるときは明かりを消して、静かな音色に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
おわりに
年子の寝かしつけは苦労も多く、世のお母さんたちは不安な毎日を送っているかもしれません。しかしあまり自分に厳しくなり過ぎないよう、ベビー用品を活用するなどしてみてください。また数ヶ月経てば、上の子が慣れてくるというケースもありますので、焦らずに様々な方法を試してみてくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
https://tamagoo.jp/childcare/1year-old-child-sleep-method/
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。