子どもが怖がりで困っちゃう。おばけ、虫、動物…怖がるときの対処法

怖がりの子ども
「おばけ」「暗闇」など、何かにつけて子どもが怖がりなために物事が進まなくて困る…と思っている親もいることでしょう。本来、子どもというのは好奇心旺盛で多少失敗しても、怖がりとは無縁の存在である場合が多いものです。しかし、子どもによっては、なぜ怖がりになってしまうのでしょうか?
ここでは、子どもが怖がる時の対処法についてお伝えします。

怖がりな子どもは年齢でも違いがある?

震えている子ども
怖がりな子どもは、生まれてからずっと怖がりだったというわけではありません。最初は誰もが好奇心旺盛で怖いもの知らずですが、成長するにつれて徐々に怖がりになっていくと言われています。また、年齢に伴い、怖がりになるかならないかも変わってくるので、参考にしてみてください。

3歳まではほとんど怖がりはいない

新生児時代から3歳くらいまでの間は、怖がりになる子どもはほとんどいません。もちろん、暗い場所にいると不安になるでしょうし、一時的にびっくりすることは多いです。しかし、後々まで引きずるほどではなく、あくまで「その一瞬だけのこと」として子どもは心の処理をはかります。

そのため、多くの親たちは自分の子どもが怖がりになるなんて思ってもみないというわけです。多くの場合は、知らない間に子どもが怖がりになっていたということがほとんどで、急な変化にびっくりしてしまうこともあります。

怖がりは心理的変化が起きる年齢から

3歳までは何にも怖がらずにいた子どもが、突然怖がりになって戸惑うこともあるでしょう。しかし、基本的に怖がりになった=心が成長しているのだと思ってください。怖いという感情は、おばけでもなんでもそうですが「こうなるかもしれない」「こんな風になったら嫌だ」など、頭の中でイメージが沸き起こることによって、現実になってしまう恐怖から怖がりになるのです。

それだけ心が発達してイメージを思い描けるようになった成長ともいえるので、子どもの怖がり度合いによって、対応を決めていくようにしましょう。

反抗期でも怖がりは残っていることもある

小学校高学年や中学生あたりのいわゆる思春期は、親の存在が疎ましく思えて反抗しがちです。そのため、普段は親に口答えしかしない、会話をしようとしない反抗期の少年少女たちも、根底に怖がり資質がある場合もあります。

例えば、暗い場所に1人で行けない、特定の行動は親を頼るなど、年齢を重ねていても怖がりが残り続けることも多いのです。ここまでになると、子どもとしても強い悩みとして心を傷めている可能性があるので、親としてできることを探す必要があります。

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子どもが怖がりになる理由はほとんど親にある

親の影響
子育てをしていく中で、子どもが怖がりだと親としては「勇気がない」「チャレンジ精神がない」と悩むこともあるものです。しかし、実は子どもが怖がりになってしまう理由を作ったのは、親が原因だったということが非常に多いと言われています。

以下に、よくある子どもが怖がりになるパターンをご紹介します。

鬼やおばけを子育てで利用しがち

なかなか寝てくれない、ご飯を食べない、お風呂に入らないなど何かにつけて子どもは親の思うようには動いてくれません。それは、子どもなりのペースがあり、やりたいことがあるからです。しかし、親としても「何時までに寝かせないと」「残りの家事を早く終わらせたい」などの理由が当然あります。

そこで使いがちなのが「早くしないと鬼がくる」「寝ないとお化けが来て怒られる」という言い方です。この言動が、結果的に暗闇が怖い、鬼やおばけが怖いなどの恐怖心を子どもに植え付けるため、怖がりに成長してしまいやすいのです。

親が苦手なものを怖がる場面を見た

親も人間なので、得意不得意はあります。特に、虫が嫌いという人は大人だって多いですし、今さら苦手を克服することは困難です。そのため、子どもと一緒にいる時に虫が出てくると、親自身が怖がってしまうことも多々あります。

そんな姿をみていると子どもは「虫は怖いもの」と認識し、成長していくにつれて小さな虫ですら怖くてみていられないと叫んでしまうこともあるのです。子どもにとって親は絶対的な存在なので、そんな人が怖がるなら怖いものなんだと思ってしまうのも仕方がありません。

子どもへの怒り方が「ダメ!」と大声

小さな子どもは、何かと危ないことをしがちです。その際に、親としては危険を避けるために「ダメ!」と大きな声で叱ってしまうことがあります。
しかし、ダメと言われても何がダメなのかを子どもがわかっていなければ、ただ大声を出されたという感覚が残るため、怖い思いをするだけです。単純に怒鳴られて怖かった思いが蓄積していくので、怖がりな子どもに成長しやすくなる傾向が高いのです。

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