赤ちゃんが生まれたら、家族全員がうれしい反面、それまでの生活パターンは大きく変化します。2～3時間おきの授乳におむつ替え、時にはご近所へ響き渡るような大きな声で泣き続けることも。出産後にはご近所へ迷惑をかけることもあるだろうから、挨拶をしておいた方がいいのかな？と思うご家庭もあることでしょう。今回は出産後のご近所への挨拶について見ていきましょう。
出産後のご近所への挨拶が生むメリット
出産後のご近所への挨拶は、可能であればしておきたいものです。これまではどんな人が住んでいるのかもわからなかった…などの場合、騒音などに関わる大きなトラブルに発展するリスクも少なくありません。
ご近所へ挨拶することで、どんなメリットがあるか、ここで大きき二つにわけてご紹介します。
騒音に対して寛容になってもらえる
赤ちゃんは十人十色の特性を持ち、いつどれだけ泣くか、出産後ともに生活してみないとわかりません。日中・夜間と時間の関係なく泣き出して、赤ちゃんとの暮らしの大変さを知るパパ・ママもいるのが現実です。出産後にきちんと挨拶を済ませておくことで、ご近所からの理解を得られやすくなります。不規則な時間帯に泣き声・物音がしても、ご近所でも「赤ちゃんがいるからだな」と理解してもらえ、騒音にも寛容的に考えてもらうきっかけになるでしょう。
ママ同士のつながりが増えることも
ご近所への挨拶をすることで、赤ちゃんがいる家庭だと認識されます。例えば挨拶をしたご家庭が年の近い赤ちゃん・幼児がいたり、他のご近所で年の近い赤ちゃんを教えてもらったりすることもあるでしょう。
引っ越して間もない・これまで近隣とのつきあいが少なかったパパ・ママにとっては、新しい人間関係が増える可能性が高くなります。赤ちゃんの成長につれてさまざまな不安が出てきた場合、ご近所のママ友ができれば心強いのではないでしょうか。
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ご近所への出産挨拶の方法
出産後にご近所へ挨拶に出向く場合、居住している環境によっては挨拶方法も少し異なります。ここで、具体的に挨拶方法についてのポイントを見ていきましょう。
戸建てとマンションでは違う？
戸建ての場合は両隣と真裏のお宅、前のお宅が近い場合は前のお宅も挨拶しておくといいでしょう。地域によっては、自治会長や班長などのお宅へも挨拶が必要な場合もあります。マンションの場合は両隣と上階・下階と、騒音で迷惑をかける可能性があるお宅へ挨拶します。マンションであれば大家さんや管理会社などへの報告しておくといいですね。
粗品はどういったものがいい？
挨拶の際、500円程度の粗品を用意して渡すといいですね。例えばタオル・洗剤・お菓子など、ご家庭で使いやすい消耗品を選べば気軽に使ってもらえるのではないでしょうか？あまり華美でないものの方が、相手にも気を使わせることがないのでおすすめです。
生活パターンが合わないご近所さんへの挨拶方法
挨拶する時間帯は、できれば家族全員が顔を合わせられるよう、夕食後あたりの時間帯などがおすすめです。しかし、共働き夫婦や夜勤がある単身世帯など、生活パターンが合わないご近所さんも少なくありません。この場合、メッセージカードを用意してポストへ入れておくのもおすすめです。毎日仕事で忙しいなどの場合、突然来られても困る…という人も。特にマンションなどではこうしたカードを使った挨拶方法がマッチするでしょう。偶然顔を合わせた際、直接挨拶するようにしておけばいいですね。
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長男（小1 ）・次男（年中）の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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