子どもからの「どうして?」の質問が何度も続くと、どう答えていいかわからなくて困ってしまいますよね。家事や仕事で忙しいときに質問攻めにあうと、思わずイライラしてしまうこともあると思います。でも、子どももパパ・ママを困らせようとして質問攻めをするわけではありません。質問ばかりの子どもの気持ちを理解して、上手に対処できるようにしておきましょう。
「なんで?」という気持ちは好奇心の表れ
「あれは何?」をはじめとして、「○○なのはどうして?」などの質問は、主に子どもの好奇心からくるものです。いろいろなものに興味を持って質問するようになるのは、一つの成長の証でもあります。質問攻めに対応するのはパパ・ママとしては大変ですが、とても喜ばしいことなのです!
「かまってほしい」という気持ちも?
純粋に「知りたい!」という気持ちで質問してくる子どもが多いですが、中には「パパ・ママの関心を引きたい」と質問攻めする子もいるようです。質問すればパパ・ママが自分に注目して、向き合ってくれる・・・それがわかっていて、あえて質問攻めをしているのかもしれません。
「かまってほしい!」と思っているのに「忙しいから」などの返事が返ってきたら、子どもはきっとがっかりしてしまいますよね。できれば忙しくしている手を止めて、「ママ(パパ)はちゃんと見ているよ」という気持ちをまず伝えてあげられるといいですね。
きちんと対応してあげれば、成長につながる
質問が続くとパパ・ママも疲れてしまうかもしれませんが、上手に対応してあげれば、子どもの知識や思考力を伸ばすことができるはずです。質問攻めは子どもの成長への大きなチャンスともいえるのです!そう考えると、適当に返そうなどとは思えないですよね。子どもが質問攻めをしてくる時期も、長い人生の中で考えたらほんのわずかな期間だけ。確かにその間はちょっと大変ですが、しっかり子どもに付き合ってあげられたらいいですね。
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質問攻めへの対処方法二つ
家事などで忙しいときに質問攻めにあうと、イライラして思わず「わからない」、「あとにして!」などと言ってしまうこともあるでしょう。でも、そこでうやむやにせずに上手に対処できれば、子どもの成長も促せるはず。ここでは二つの対処方法をお伝えします。
1:「あなたはどう思う?」と質問で返す
子どもが質問してきたとき、「どうしてだと思う?」、「○○はどう思う?」と、質問で返してみましょう。子どもながらに「なんでだろう?」と一生懸命考えて、答えを出してくれるはず。その答えはとんちんかんなものかもしれませんが、一つのことについて考えるということもとても大切なことです。
子どもの答えを受けて、パパやママが答えを教えてあげたあとは、子どもが理解したかどうかを確認してあげるようにしましょう。もし前と同じことを聞かれたら、「前に聞いたとき、パパ(ママ)はなんて言ってたっけ?」など確認し、なんとなくでも覚えていたら褒めて自信をつけてあげましょう。
2:できるだけその場で何か答えてあげる
忙しいときはパパ・ママも対応が大変だと思いますが、できるだけその場で何か答えてあげるようにしましょう。パパ・ママと話がしたいという気持ちから質問攻めをしてきているのなら、パパ・ママが何か答えてくれるだけでも子どもは満足してくれるはず。真剣に何かを知りたそうな様子の場合は、「○○してからでもいい?」など、あとで聞くことを約束しましょう。近くに他の大人がいれば、「パパに聞いてごらん」など、助けてもらうのも手です。
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台湾在住の30代。2011年日本語教師として台湾へ、2013年結婚。3歳年上の台湾人夫と猫1匹と仲良く暮らしています。2015年秋から在宅Webライターとして活動。2013年末からゆるーく妊活継続中。
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