家族で家事を分担しているつもりでも、実は名前のない家事をやっているのはママだけ、というご家庭も多いのではないでしょうか?トイレットペーパーの補充や郵便物の仕分けなど、日々生活していくうえで、ちょっとした雑務がありますよね。家事というほどではない「名前のない家事」。一つひとつはささいなことでも、積み重なると結構な労力です。今回は、名前のない家事の具体例と、少しでも楽にこなす方法をご紹介します!
いま話題の「名前のない家事」とは!?
古今東西、家庭を持つ女性は家事に追われる毎日ですが、そんな女性たちの間で、ある問題が取りざたされています。それは「名前のない家事」と呼ばれる、小さな家事の存在。普段は意識しないけれど実は家庭にあふれている、名前のない家事とは、どのようなものでしょうか?
家事と呼ぶほどではない「名前のない家事」
家事といえば、掃除、洗濯、料理などが思い浮かびます。家族でこれらの家事を分担しているご家庭も多いことでしょう。しかし分担表には書かれない、日陰の家事の存在を忘れてはいけません。
例えばトイレットペーパーが切れたら補充する、郵便物を仕分けする、といった家事にも仕分けられないものがあります。一つひとつはささいな労力ですが、誰かがやらなければいけないことです。やらなければどうなるかというと、家の中のことがスムーズにいかない、部屋がぐちゃぐちゃになるなど、困ったことになってしまいます。つまり、名前のない家事も、立派な家事の一つなのです。
名前のない家事をやっているのはママ?
名前のない家事は誰が担当しているかというと、妻・ママがほとんど一人でこなしている家庭が多いですよね。自分がトイレに入ったら、誰かが使い切ったトイレットペーパーの芯がそのままに。仕方なくママが補充する・・・。こんなことはありませんか?こういった名前のない家事が積み重なると、ママの仕事が増えてしまいます。
家事を分担しているようで、実際にはママの負荷が大きすぎるご家庭の場合、名前のない家事をママが一手に引き受けていることが原因かもしれません。つい多くの仕事を抱え込んでしまうママは、要注意ですね。
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名前のない家事にはどのようなものがあるでしょうか?ここでは名前のない家事の具体例をご紹介します。「いざ聞かれるとパッと思い浮かばない」という人も「この家事いつもしているわ~」と、ぜひチェックしてみてくださいね。
名前のない家事(1)掃除関連
まずは掃除に関する名前のない家事を見ていきましょう:
- お風呂場の排水溝の掃除
- お風呂場や洗面所の鏡の汚れ落とし
- 電子レンジにこぼれた食べ物の拭き掃除
- 家の換気、加湿器や空気清浄機の掃除
掃除関連の見えない家事は、見て見ぬふりをするとどんどん家が汚くなってしまい、結局自分だけがやっている、というママも多いですよね。ついでと思ってやっているママもいることでしょう。しかし、ついでの家事が増えすぎるとママはどんどん忙しくなってしまいます。
名前のない家事(2)メンテナンス系
続いて、定期的に発生する名前のない家事をご紹介します:
- 掃除機のゴミバッグの交換
- 洗濯機の汚れ取り
- エアコンの掃除
- 庭の草むしりや枯れ葉の掃除
- 電球の交換
- お風呂場のシャンプー、キッチンの調味料の補充
- 麦茶を作って冷蔵庫にストックしておく
調味料や麦茶の補充などは、使い切った人がやってくれればいいのに、「あれないよー」とママに報告するだけ、という夫や子どもも多いですよね。
名前のない家事(3)書類・子ども関連
最後に、事務的な手続き関連や、子どもに関する名前のない家事です
- 郵便物を仕分ける
- マンションの管理組合への書類提出など住まい関係の作業
- 保険の更新
- 振り込みや通帳記帳などの銀行手続き
- 子どもの学校に提出するプリント記入
- 子どもの体操着や上履きなどを洗い、翌朝持たせる
先延ばしにすると厄介なのが書類の手続き。放置しておくとうっかり締め切りを忘れてしまいます。とはいっても、家事の手を止めて書類に目を通したり記入したりするのは、案外負担になりますよね。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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