働き方改革が叫ばれる現在、在宅勤務を希望する子育て中のお母さんは非常に多いです。子どもが体調を崩すたびに仕事を休んでいては職場にも迷惑がかかるのではと心配になる人も多いと思います。育児中の事情を考慮しても、確かに育児をしながら仕事ができる在宅勤務を希望したいですよね。
では本当に在宅勤務での子育てはメリットしかないのでしょうか。今回は子育てをしながら在宅勤務をするメリットとデメリットをご紹介します。
在宅勤務が注目されている
女性の社会進出が進み、もはや女性が正社員として一般企業で働くことは当たり前になってきました。一方で、多様な働き方を推奨する世間の風潮もあり、在宅勤務が注目され始めているのです。在宅勤務を導入している企業はまだまだ少ないですが、徐々に浸透してきています。
在宅勤務はどのぐらい浸透している?
在宅勤務はテレワークやリモートワークと呼ばれて以前より注目されているものの、導入している企業はなかなか増えていません。
在宅勤務には、機密情報などを扱う場合のセキュリティーの心配もあり、情報漏えいの要因になってしまうのではとしり込みをしている企業がたくさんあるのです。
また、勤怠管理が不透明になるという懸念もあります。企業側の、社員が在宅勤務で確実に成果を出すことができるのか、本当にちゃんと仕事をしているのかなどという懸念と、社員側の、休憩時間や労働時間の管理があいまいになってしまい、超過勤務の温床となってしまうのではないかという不安により、なかなか踏み込めないのです。
多様な働き方の推奨が追い風になっている
在宅勤務に踏み込めない企業がたくさんあるとはいえ、政府を挙げて推奨している働き方改革の一環として在宅勤務を積極的に取り入れようとする風潮もあります。
実際にIT企業やベンチャー企業を中心として副業が認められる企業も増えており、それに伴う在宅勤務態勢が徐々に整備されるなど今後ますます社会に浸透する働き方が在宅勤務です。
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在宅勤務での子育てのメリット
在宅勤務で子育てをするメリットはもちろんあります。在宅勤務だと会社の事情や家庭の事情に左右されずに、ストレスフリーでマイペースに働くことができますよね。ここでは、在宅勤務のメリットを3点ご紹介します。
子どもの事情に左右されない
在宅勤務は子どもの体調不良などに左右されることもなくなります。朝9時~夕方5時までのフルタイムで働く在宅勤務でも、体調が悪い子どもの側にずっとついていられるというのが大きなメリットになります。
会社で働いている場合は、子どもが何かあるたびに休暇をとる必要があり、同僚や上司、取引先に迷惑をかけてしまうかもしれないという心配がありますよ。また、たびたび休んでいると、同僚から反感を買うのではないかと不安にもなります。しかし、在宅勤務にするとそういった不安から解放されるというメリットがあるのです。
家事との両立が可能
共働き世帯の場合は、フルタイムで仕事をして、家にいる時間は家事や育児に追われてゆとりがなくなってしまうという人も多いのではないでしょうか。常に働いているという状態は、心にも体にも良くないことです。在宅勤務なら、自分のペースで家事と仕事を両立することができるので、精神的なゆとりを持つことができます。
子育て中は精神的なゆとりがなくなってしまい、心の病気にかかるお母さんも多いため、ゆとりを持つことは非常に大切なことです。
通勤時間がかからない
在宅勤務なら、当然のことながら通勤時間がかかりません。会社に通うとなると通勤やその準備などで1時間~2時間程度かかってしまうこともあるでしょう。その分睡眠時間などが削られ、子育て中で寝不足や疲れがたまっている女性にとっては大きな負担となります。
しかし、在宅勤務なら通勤のために時間をとらないため、その空いた時間を有意義に過ごすことができます。通勤ラッシュの電車や渋滞に巻き込まれるストレスからも解放されるのです。
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20代後半のコンサル系OL。キャリアアップを目標にしながらも結婚や出産、子育てに対する興味関心は高め。将来のお勉強の意味も込めて、子育てに関する耳寄り情報を皆さんにお伝えできればと思います。
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