子どもがお昼寝をしなくなってきた…上手にお昼寝をさせる六つのコツ

お昼寝をする子ども
子どもが2歳を過ぎたあたりから、これまで1日1回はしていたお昼寝をだんだんとしないようになってきます。子どもが成長してきている証拠でもあるのですが、お昼寝が完全にいらない状態になるまでは、お昼寝をしないことで睡眠のリズムが崩れてしまったりぐずってしまったりと、いろいろな苦労が伴ってきてしまいます。今回は子どもがお昼寝をしてくれないことについて、合わせてそのときママにできることを紹介していきます。

お昼寝をしないと、どんなマイナスがある?

おもちゃで遊ぶ子ども
人間にはもともと眠くなる時間が1日の間で2回あると言われています。1回はもちろん夜の時間ですが、もう1回はお昼ごろです。この時間にお昼寝をすることで夜の睡眠が良質なものになります。3歳までに規則正しい生活リズムを作ってあげると、それが今後の生活の基盤となり、大きくぶれることはないのです。

子ども自身にとってのマイナス面

お昼寝をしないと、徐々に機嫌が悪くなってしまったり、夕飯の時間あたりに寝てしまって起こすととても不機嫌になってしまったりすることがあります。無理に起こすと機嫌が悪いためそのまま朝まで寝てもらおうと思って寝室に運ぶと、そのタイミングでスッキリ起きてしまうこともありますよね。眠気が吹き飛んでしまうと、夜なかなか寝付けないことになってしまいます。

お昼寝不足は他の部分にも悪影響

お昼寝をしない子どもは、ただ単に生活リズムが崩れ、機嫌が悪くなってしまうだけではありません。大人と同じように子どももお昼寝をしないことで睡眠不足になってしまうと、人の話を聞く集中力が落ちてしまうことが考えられます。また、人は寝ている間にその日の出来事を整理して記憶していくと言われています。子どもも同じで、夜間の睡眠だけでなくお昼寝をすることで、短期間ずつの出来事を記憶として整理しているのですね。

親にもでてしまう影響とは一体なに?

その日によってお昼寝をするのかしないのか分からないので、その時間帯のスケジュールを立てることがかなり困難になってしまいます。寝ないと思って車に乗せるとすぐ寝てしまい、5分10分寝ただけなのに夜に全然寝てくれない…ということもしばしばです。これまではお昼寝をしてくれるとその間、一人の時間としていろいろなことができたのに、それができなくなってしまうのも大変ですよね。

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お昼寝の時間帯にできるちょっとしたコツ

床で寝る子ども
今までは特に何もしていなくても時間になればお昼寝してくれていたのに、最近は眠ってくれない…という悩みを持つお母さんに、次に紹介することを試してもらいたいと思います。お昼寝をしてくれないとお母さんも気持ちが焦ってしまいますが、その気持ちを子どもが感じ取ってしまうと、ますます寝なくなるかもしれません。あまり気負わずに気楽な気持ちで取り組んでみてくださいね。

お昼寝する時間や時間帯を見直してみる

お昼寝をとっている子どもが、夜なかなか寝つかないようになってきたら、そろそろお昼寝があまりいらなくなってきているサインかもしれません。いきなりお昼寝をゼロにするのではなく、まずはお昼寝時間を15分~30分程度短くしてみてください。3、4日様子を見ながらさらに少しずつ短くします。夜の寝つきや子どもの機嫌に影響がでないようにできるとベストです。また、お昼寝するまでに30分間寝付かない、などがあれば、お昼寝をし始める時間を30分~1時間を程度遅らせてみるのはどうでしょうか?お昼寝の時間帯を見直すことで、子どもの寝つきが良くなるかもしれません。

お昼寝の頻度を少しずつ減らしていく

これまでは毎日お昼寝をしていたのに、ある日を境にお昼寝が全くいらなくなる、というのはまずないでしょう。お昼ご飯を食べてしばらくたってから、子どもと 2人で絵本を読んだりゴロゴロしたりしてみてください。子どもを落ち着かせてあげることで、そのままお昼寝に入ってくれることがあります。そうすることで週に何日か、お昼寝をしてくれると思います。毎日お昼寝せずに、お昼寝をする日やしない日があってもいいのです。

お昼寝を無理強いしないのも大切

お昼寝を全然する気配がない日がでてきたら、無理にお昼寝をさせる必要はないでしょう。「そろそろお昼寝の時間だけど寝る~?」というように子どもに判断させ、お昼寝しなさいなどと、強要しないことが大切です。そうやって子どもの意見をしっかり聞いてあげることも、子どもにとって大切な時期ですね。

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