出産後、体型が戻らないと悩んでいませんか?ダイエットしたいけど、母乳や育児に必要な体力を考えて躊躇(ちゅうちょ)している人もいるのではないでしょうか?そんなときに参考にしてほしいのが、「グルテンフリー」の食事管理。食に関心が高いモデルやトップアスリートも注目している食事方法です。出産前の体型に戻す手助けのひとつ、グルテンフリーの食事についてまとめました。
グルテンフリーの食事が注目される理由
グルテンフリーの食事が注目されているには、どんな理由があるのかまずはご紹介します。具体的に良い点が分かった方が、食事管理にも取り入れやすくなりますね。グルテンとは何なのか、グルテンフリーにするとどんな効果があるのかみてみましょう。
弾力や粘りを出すタンパク質の一種、グルテン
たんぱく質の一種であるグルテンは、小麦や大麦、ライ麦など、麦類に含まれ、食品に粘り気やコシ、弾力を出し、うどん、パン、シリアル、パスタなどに多く含まれます。これらを摂らない食事が「グルテンフリー」です。元々は、グルテンによって起こると言われる、アレルギーや腸の病気の人のための食事方法でした。しかし、これらの病気でない人にもダイエットや美肌の効果があるとされ、注目を集めています。
脂肪燃焼やカロリーダウンに役立つ
グルテンフリーの食事は、たんぱく質を溜めないようにし、急激に血糖値が上がらないようになるため、脂肪を燃焼させやすくすると言われています。また、グルテンを多く含むパンやパスタを使う洋食系の料理は、バターなどの脂質が多くなりがちですが、グルテンフリーにすることで、自然とそれが回避でき、カロリーダウンにもつながります。
グルテンの性質である「中毒性」
体型を戻すために良いと言われるもう一つの理由が、小麦などグルテンを含む食事の「中毒性」です。「中毒性」というと何だか少し怖いですが、グルテンは脳の中枢神経を刺激し、食欲増進の効果があるとされています。そのため、グルテンフリーにすることで、「もっと食べたい!」とか「無性に食べたい!」という気持ちを抑え、「適量」を保つことができると言われます。
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グルテンフリーの食事にするための工夫
次にどんな食事をすると良いのか具体的にみていきましょう。グルテンフリーは「糖質ダイエット」のように、糖質を一切摂らないというものではありません。糖質を含むものでも食べられるものがあります。グルテンフリーの食事にする工夫をまとめました。
グルテンを含むもの、避けると良いもの
グルテンを含むのは小麦など麦類を使うものとして、パンやパスタ、ピザといったものが、すぐに思い浮かぶでしょう。そのほかにケーキやドーナツ、クッキーなどのスイーツ類は小麦を使っていますね。から揚げや天ぷらは、衣に小麦を含みますので、要チェックです。また、意外に見落としがちですが、ビールやしょうゆ、麦茶にも麦類が含まれます。
グルテンの代替品になるのはこんなもの
小麦を使っているものはとても多いですが、だからと言って、それらすべてを食べられないというのではありません。小麦などの代替えになる食材がありますので、それらを上手く使ったり、選んだりすれば良いのです。例えば、米粉パンを見かけたことはありませんか?このように米粉や大豆粉、とうもろこしの粉は、スーパーでも手軽に買えますし、スイーツだって作ることができますよ。
グルテンフリーの食材、食品も販売されている
グルテンが含まれているかどうかは、商品のパッケージに記載されている原材料名で確認しましょう。スーパーやネット通販などでも、パスタや調味料などのグルテンフリーの食材を購入することができます。お店によっては、グルテンフリーコーナーを設けているところもあるようですよ。探してみると案外、見つけることができます。
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高1と中1の女の子のママです。2歳の甥がかわい過ぎて「オババカ」してます。
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