新入園や進級の季節、子どもの幼稚園グッズを手作りしようかと考えているママも多いのではないでしょうか。幼稚園グッズの中でも巾着などの袋ものに比べて、少し難しいイメージがあり躊躇(ちゅうちょ)してしまいがちな幼稚園スモックですが、袋ものとそれほど変わらないシンプルな縫い方で作ることができます。この機会に手作りスモックにも挑戦してみましょう!
1.手作りスモックのデザインを決める
「スモックをせっかく手作りするのだから、子どもも喜ぶかわいいものにしてあげたい」そう思うのが親心ですが、デザインを決める前に注意しなければならないことがいくつかあります。かわいいけれど、幼稚園では使えないスモックを作ってしまうことがないように気をつけましょう。
まずは幼稚園にスモックのルールを確認
幼稚園のスモックを作る前段階としてまずは幼稚園にスモックについての「きまり」を確認しましょう。幼稚園によってはスモックが指定だったり(この場合は残念ながら手作りスモックは使えません)、キャラクターものがダメだったり、装飾をつけてはいけなかったりとさまざまなローカルルールがある場合があります。手作りスモックを無駄にしないためにこの事前確認は重要です。
作りたいスモックのデザインを決める
幼稚園のルールが確認できたら、ルールに従ってどんなスモックを作るかを決めましょう。書店や手芸店には手作りグッズ本が数多く売られていますし、インターネットでも作り方が紹介されているサイトが多数あります。型紙を自分で作るのが面倒な場合は型紙つきの本が便利ですし、インターネットでも印刷して使える型紙を公開しているサイトもあります。
忘れてはいけない重要ポイントは「着脱のしやすさ」
デザインを決める際に忘れてはいけないポイントは着脱のしやすさです。スモックは基本的に子どもが一人で脱ぎ着するもの。一人だけ上手くできないと子どもは悲しくなってしまうので、基本形は首回りや袖口にゴムを入れたオーソドックスなものがベストです。オリジナリティーを出したい場合は生地の柄やワッペンなどで工夫しましょう。
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2.スモック作りの材料をそろえる
デザインが決まったら、次は材料をそろえます。大きな手芸店などでは時期になると入園準備コーナーなどが開設されますが、必ずしもその中から選ぶ必要はありません。適した生地の種類を知っておけば、もっと多くの種類の中から選ぶことができ、オリジナリティーのあるスモックが作れます。
スモック作りに必要な基本材料とは?
デザインが決まったら、買わなければならないものをリストアップします。オーソドックスなかぶるタイプのスモックの材料としては、「布」、「両折のバイアステープ」、「ゴム」、「ミシン糸」。必要な長さは参考にする本やサイトや出来上がりのサイズによって若干異なりますので、それを参考にしましょう。ポケットだけ別の布を使うなど手作りならではの工夫をすることもできます。
スモック作りにオススメの生地とは?
スモックの生地として最もポピュラーなのは「オックス生地」。ワイシャツなどによく用いられる素材で、適度にハリがあり、シワになりにくく、入園シーズンの手芸コーナーにはかわいいプリント生地もずらりと並びます。オックス生地の硬さが気になる場合は、やや薄地の「ブロード生地」もいいでしょう。しなやかな風合いに仕上がります。
生地購入の注意点~写真ではわからないこともある~
手芸のネットショップは生地の種類も豊富で比較的安価に買えるのでとても魅力的ですが、可能であれば実際の店舗に行くことをおすすめします。一口に「オックス生地」と言っても使っている糸の太さでその厚みはかなり違いますし、風合いは触ってみなければわかりません。そして何より実店舗では、店員さんに直接質問することができます。
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7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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