いつもパパに抱っこやお世話をされても笑っていた赤ちゃんが、ある日パパが抱っこをするだけで泣き出してしまう。そんな赤ちゃんのパパ見知りは、何の前触れもなくある日を突然に始まるので、パパは何が起こったのかわからずとても驚いて悲しくなってしまいますね。どうしてパパ見知りが起こるのか、そしていつまで続くのか、そのときはどのように対処してあげれば赤ちゃんに一番いいのかなど、役に立つ知恵をご紹介します。
どうして赤ちゃんは人見知りするの?
そもそもどうして赤ちゃんのパパ見知りが起こるのでしょうか?まだ人見知りがない時期の赤ちゃんは、実はまだはっきりと周りの人の顔を認識できていないと考えられています。そして、個人差はありますが、赤ちゃんによっては3カ月くらいから6カ月、遅くても1歳くらいにはママと、それ以外の人の違いがわかり始めるのです。
赤ちゃんがパパ見知りをしてしまう原因とは?
赤ちゃんはママのおなかの中で約10カ月間、そして生まれた後もほとんどの時間をママと過ごしています。まだ顔を判別できなくてもママの香り、肌のぬくもりや声などから、自分を守ってお世話をしてくれて、いっぱい愛してくれる存在だと感じているのです。そのころの赤ちゃんはとにかくママが大好きなのですね。ですから、ママの顔を判別ができるようになった途端に、今まであまり気にしていなかった「ママ以外の人」の存在が気になってきます。「ママがいないと不安」「ママから離れたくない」という気持ちがとても強くなるので、一緒に住んでいるパパや祖父母などでも人見知りをしてしまうようです。もちろん、赤ちゃんはパパが嫌というわけではなく、いつもママが一緒じゃないと安心できないほどママが好きという気持ちの裏返しで、泣いてしまうのですね。
パパ見知りの時期はどう過ごせばいいの?
パパ見知りの原因はわかっても、何だかやるせない、悲しい気持ちになってしまいそうです。だからと言って、パパが「もう赤ちゃんを抱っこできないんだ」と、早とちりして、育児から遠ざかったりしないでくださいね。パパ見知りも人見知り同様に、時期が来れば自然と収まってくるものなのです。大抵は半年~1年くらいだと言われています。これからの長い子育ての期間から見れば、ほんの一瞬の出来事と言えます。
パパ見知りの最中はママの家事をサポートしてあげて!
赤ちゃんがパパ見知りの間、ママ一人で育児をするなんてとても大変なことです。赤ちゃんに毎回泣かれるのはちょっとつらいでしょうが、あまり気にせず今までのようにママの代わりにできること、例えば、掃除機をかけたり買い物に行く、洗いものをしたり、洗濯物を干すなど、子どものころのお手伝いを思いだして、自分でできそうなことを見つけて、ママをサポートしてあげてください。
合わせて読みたい
パパ見知りを少しでも早く終わらせたい
パパ見知りは半年から1年くらい続くこともあるので、もし、パパが育児から遠のいてしまうなんてことになれば、今度はママが大変ですね。ママと離れたくない赤ちゃんの気持ちを、忘れないように気をつけつつ、赤ちゃんとの距離を縮めていくスタイルがいいようです。
パパ見知りを少しでも早く終わらせたい
仕事から帰ってきたら赤ちゃんをママがお世話している間でもパパは赤ちゃんのそばにいて、早く自分の顔や声、ニオイなどを赤ちゃんに覚えてもらえるようにたくさん接しましょう。多少泣かれても負けないで、頑張ってみてください。最初のうちは大泣きするかもしれませんが、時間とともに解消されてくるので、その日を夢見て向き合いましょう。
パパ見知りをなるべく早く終わらせたいなら
パパ見知りは、できるだけ早く終わってほしいものですね。少しでも赤ちゃんのパパ見知りを早く収める方法だと言われているのは、なるべく多く赤ちゃんとたくさん過ごして赤ちゃんとの絆を深めて、安心できる存在だと思ってもらえるようにすることです。泣かれても無理やり抱っこするというよりは、ママと赤ちゃんのそばで、いつも優しく見守っているような感じでしょうか。赤ちゃんの様子、ご機嫌を見ながら距離を縮めていきましょう。
赤ちゃんにパパとママが仲良く過ごすのを見せる
もし、どうしても大泣きしてしまう赤ちゃんを、抱っこすることが難しいようなら、そこは無理せずママに任せてしまうのも一つの方法です。赤ちゃんが眠ったら交代するなど工夫しましょう。そして、それ以外のことを手伝ってママを優しくサポートしてしてあげましょう。そうすることで、ママとパパとの関係もよくなり、赤ちゃんはママと仲のよいパパの姿を見ているうちに、「あ、パパも安心できる存在なんだと」、早く認めてくれるようになるかもしれません。
合わせて読みたい
男の子2人、女の子1人とパパの5人家族。大好きな猫4匹に毎日癒されています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。