子どもに「赤ちゃんはどうやってできるの?」と聞かれたら、なんて答えていいか困ってしまうパパママは多いのではないでしょうか?いつかは聞かれそうなこの疑問。子どもからしたら、不思議に思うのは当然です。まだ幼い子どもにはなんて説明するのがいいのでしょう。世の中のパパママはこの質問をどうやって切り抜けているのか調べました。
好奇心旺盛な子どもにどうやって教えるか
3~6歳は「なぜなぜ?」と知的好奇心が旺盛になる時期です。心理学では『質問期』といいます。この時期の子どもに具体的すぎる説明はできないですが、質問にはきちんと答えてあげたいですよね。では、どうやって教えたらいいのでしょうか。
その場しのぎはダメ!性教育は大切です
子どもから、答えづらい性のことについて聞かれても、ごまかしたり、怒ったり、うそをついたりしないようにしましょう。隠されると余計知りたくなるものです。親が教えてくれなかったものを、小学生になり、興味から自分で情報を得ると、間違った知識をもつことにつながります。そして、性に対してはずかしいものと、マイナスイメージをもってしまうかもしれません。
子どもは素直!体はすごいんだと伝えよう
幼児期の子どもは、何でも素直に受け止めてくれます。聞かれたら、明るく話してあげて、体ってすごいんだと感じてもらいましょう。明るく楽しいイメージをもてれば、自分の体っていいな、と肯定的に受け止められるようになるでしょう。子どもが大きくなった時、健全な性として考えられるかは、幼児期に家庭でどのように対応したかで変わってきます。
赤ちゃんができるのはパパとママの愛の証
あなたが生まれたのは、パパとママが愛し合っているからだと伝えましょう。人を大切に思うことや、命が尊いものであることを子ども自身で感じられると、心の成長にもつながります。聞かれた時が、伝え時です。伝え方はご家庭でそれぞれあると思います。5歳までに80%の子どもが赤ちゃんはどうやってできるのかと質問するといわれています。なんて答えるかを夫婦で話し合っておくといいでしょう。
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パパママは実際にどう答えている?
子どもに「赤ちゃんはどうやってできるの?」と聞かれたら、幼児にわかりやすいように説明する?具体的に説明する?世の中のパパママは、実際にどのように子どもに説明しているのでしょうか。質問別にまとめました。
赤ちゃんはどうやってできるの?と聞かれたら
「ママには赤ちゃんの部屋があって、パパには赤ちゃんの種があって、ふたつがうまくくっつくと赤ちゃんができるんだよ」という答えや、「ママには30日間で1回だけ赤ちゃんができる日があって、その日に赤ちゃんが欲しいってパパがお願いするんだよ」という説明も。幼児期には、「神様がおなかに赤ちゃんを運んでくれたんだよ」と答え、少し大きくなったら具体的に説明するという意見もありました。
赤ちゃんはどこからくるの?と聞かれたら
赤ちゃんはどこを通ってくるのかという質問です。自然分娩(ぶんべん)の場合は「いのちの道」、帝王切開の場合は「いのちの窓」と例えて答える人が多いようです。出産の方法にも触れられて、あなたはこうやって生まれていたんだよ、と伝えられます。具体的に説明する場合は「おしっこの出るところとうんちが出るところのあいだに、赤ちゃんの通る道があるんだよ」という伝え方もあります。
赤ちゃんを産むのはどうしてママなの?と聞かれたら
「赤ちゃんを産むことができる体をもっているからだよ」「赤ちゃんの育つお部屋はママのおなかにあるんだよ」と伝えるといいようです。赤ちゃんを産むのはママだけど、パパもいないと赤ちゃんはできないことや、ママはママの役割があってパパはパパの役割があること、パパとママが一緒になると赤ちゃんができることを教えてあげましょう。
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3歳と1歳の男の子のママです。美容とハンドメイドが好きです。
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