子どもが上手に交通ルールを守れるようになる三つのポイント

自転車に乗っている子ども
子どもが小学校に行く年齢になるころの親の一番の心配事と言えば、子どもが「交通事故」にあわないかどうかですよね。特に、自転車を乗り出す時期は行動範囲も広がり、交通事故にあうリスクが高くなるので、交通ルールを守ることがとても重要になってきます。そこで今回は、子どもが上手に交通ルールを守れるようになる三つのポイントをご紹介します。

【1】まずは大人が交通ルールを守ろう

交通ルール
大人がいくら口で「交通ルールを守りなさい!」と言っても、実際に大人が交通ルールを守っていなければ、まったく説得力がありません。子どもに交通ルールを守らせるためには、まず、周りの大人が交通ルールを守って、子どもに良いお手本をしめしてあげることが大切です。

道路の横断は必ず「横断歩道」ですること

目的地がすぐそこにあるからと、横断歩道まで行かずに、つい道路を横断してしまうことはありませんか?一度でも親が悪い見本を見せてしまえば、子どもは「横断歩道外」を渡っても良いのだと学んでしまいます。大人でも、車が来る前に道路を渡り切れると目測を誤って、交通事故にあう例は少なくありません。子どもであればなおさらです。急がば回れ。道路の横断は、必ず「横断歩道」で行いましょう。

「赤は止まれ!」信号標識は必ず守ること

徒歩の場合でも、車の場合でも同じことが言えますが、黄色信号で急いで渡ってしまうことはありませんか?または、人や車が来ないからと、赤信号で渡ってしまうことは?信号の見方や渡り方は子どもが最初に覚えなければならない、もっとも大切な交通ルールです。まず、大人が、徹底して信号標識を守る姿勢を見せることが大切なのです。

シートベルト&チャイルドシートは必ず使用すること

6歳未満の子どもには、法律でチャイルドシートを使用することが義務付けられています。しかし、実際にはチャイルドシートを使わずに事故に至るケースがあります。車に乗る時は、チャイルドシート、またはシートベルトを必ず使用することを、日頃から徹底しましょう。それが、子どもが交通ルールを守る意識を持つことにつながっていくのです。

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【2】効果的な交通ルールの教え方をしよう

横断歩道を渡る子ども
子どもに交通ルールを守らせるためには、ただ場当たり的に注意をしても効果はなく、交通ルールを理解させるのは難しいものです。ここでは、子どもに交通ルールを教える際に効果的な教え方についてご紹介していきます。

交通ルールは具体的に教えること

例えば、道路に一時停止のラインがある場合、ただ単に「危ないから止まってね」と言っても、子どもにはどんなふうに危ないのかはイメージできません。「むこう(優先道路)から車が止まらずに走ってくるから、ここで必ず止まって確認してから渡ってね」と、具体的に教えてあげてください。また、この時に、確認を怠って車とぶつかったらどうなるのかを、教えておくことも必要です。

子どもと一緒に危険な場所を確認すること

子どもと一緒に通学路や、友だちの家への道など、子どもが普段行き来する道を歩いて、どの場所にどんな危険があるのかチェックしてみましょう。そして、具体的にどんな点に注意が必要なのかを、子どもに教えてあげてください。子どもが無頓着に横断する道でも、大人の目で見ればかなり危険な場所であることも少なくありません。

日頃からのマメな声掛けを習慣にすること

子どもに交通ルールを守らせるためには、日頃からマメな声掛けが大切になってきます。しかし、毎日同じことを言われていると、子どもの方も慣れてきて、聞き流してしまうようになることも。ことは、子どもの命に関わる問題です。言い方や表現を変えたり、粘り強く交通ルールについて話したり、マメな声掛けをしてください。

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