パパのお仕事がお休みの時は、子どもはパパと一緒に遊びたいものですよね。どこかに連れて行ってあげるのも良いですが、たまにはおうちで理科実験をしてみてはいかがでしょうか?小学生の子どもには不思議がいっぱいです。理科実験を通して、子どもの探究心や好奇心を育ててあげてください。「理科っておもしろい!」と思うことで、疑問を持つ力、考える力を身に着けることができるでしょう。
キッチンは実験室!塩の不思議と酢の力
“実験”と言うとちょっと難しい響きがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。実験材料は身近な所にたくさん転がっています。食べ物だって実験材料になります。キッチンにあるもので簡単にできる理科実験を紹介します。
ほったらかしするだけ!結晶を作ろう
塩と水があれば塩の結晶を作ることができます。塩の飽和水溶液を作ってあとは放置するだけ。1~2週間かけてゆっくりできあがりっていくので、毎日観察しましょう。塩水のほかに、しょう油、薄口しょう油、めんつゆ、などを同量放置し、結晶の出来具合を比較するのもお勧めです。また、スーパーで手に入るミョウバンでも結晶作りができるので、塩の結晶と比較してみると良いでしょう。
透け透けぷよぷよ、スケルトン卵
酢とよく洗った卵を用意しましょう。グラスに卵を入れ、そこに卵が漬かるぐらいの酢を注ぎます。冷暗所に2日ほど置き、卵の殻が溶けてきていることを確認します(※泡がでるので密閉しないように)。その後、卵の殻が徐々に溶けてなくなり、薄皮が残ります。黄身が透けて見えるようになったら、スケルトン卵のできあがり。ぷよぷよになった卵をさわってみよう。
レンジでチン!カッテージチーズ作り
カッテージチーズの材料は牛乳と酢だけ。耐熱ボウルとざる、布巾も用意しましょう。まず牛乳500mlをボウルに入れ、電子レンジ(500W)で3分加熱します。そこに酢を50ml加えて混ぜて少し置くと、白い塊がモロモロとでてきます。布巾でこしてカッテージチーズのできあがり!残った黄色っぽい水は栄養たっぷりなので、カレーに入れるなどして消費しましょう。
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おもしろ科学フェルトペンと工作実験
理科実験と言っても特別な器具は必要なく、ちょっとしたもので簡単におもしろ実験ができてしまいます。パパと一緒に協力しながら実験してみましょう。100均やドラッグストアで手に入るもので実験する方法をご紹介します。
逆さまなのに、水がこぼれない!?
手品のように不思議な実験です。用意するものはコップとざる。ざるは網じゃくしやふるい網など、いろいろな網目のものをそろえましょう。まずコップに水を入れ、ざるを逆さまの状態で乗せます。水がこぼれないように手で押さえ、ゆっくりと上下逆さにし、手を離してみましょう。ざるのほか、ポリプロピレンシートなどでも試してみてくださいね。
さわり心地がクセになる!のび~るスライム作り
独特の感触が楽しいスライムは、洗濯のりとホウ砂(しゃ)で作ることができます。まずは使い捨てコップでホウ砂水を作りましょう(水:ホウ砂=10:1程度)。この時、食紅を少し入れるとカラフルできれいです。洗濯のりと混ぜ合わせると、その量だけスライムができあがります。手でこねるか、割り箸でかき混ぜて仕上げましょう。
打ち上げて爽快!ペットボトルロケット
水と入浴剤で簡単ペットボトルロケット!危険がないよう、人がいない広い場所で実験しましょう。
用意するもの
- 発泡入浴剤
- 炭酸飲料用のペットボトル
- 園芸用支柱
- ビニールテープ
- ポリ袋
作り方
- 園芸用支柱の先にポリ袋をぐるぐる巻いて栓を作ります。
- 砕いた入浴剤をペットボトルに入れ、水を3~4分の1注いだら、地面に刺した支柱で急いで栓をしましょう。
- 離れて待つと、水を噴射して飛んでいきます。
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どんな時でも遊び心は忘れません。お酒とおしゃべりが大好き♪
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