待ちに待った夏休み。暑いからとただエアコンのきいた家の中でゲームをしたりゴロゴロしたりで、気付いたらあっという間に終わってしまったなんてことがあったらとてももったいないですよね。夏は毎年きますが今年の夏は人生で一度きり。子どもには中身のある夏を過ごしてもらいたいものです。今回は子どものためになる夏休みの過ごさせ方についてご紹介していきます。
まずは毎日の生活を大切にすることから
夏休みでもおろそかにしたくないのが毎日の生活。生活のリズムをしっかりと整えて、親子ともになまけない夏を過ごしたいですね。基本的な生活習慣やお手伝い、地域活動への参加など、まずはこれだけはおさえておきたいということをお伝えします。
早寝・早起き・朝ごはんの約束を守る
「早寝・早起き・朝ごはん」健康な子どもの成長に大変重要ですが、夏休み中はどうしても親子ともに気が抜けてしまってこの基本的なことがおろそかになりがちです。朝の光で体内時計をリセットして、しっかり朝ごはんを食べる、夜は自然に眠くなり翌朝早く起きるという繰り返しが子どもの健やかな体を育みます。夏休みの間、一番に守らせてあげたい約束です。
夏休みのお手伝い担当を一つ決める
「夏休みの間、あなたを○○大臣に任命するね」と子どもをお手伝いの大臣に任命してあげるのはいかがでしょうか。例えば玄関お掃除大臣、洗濯物取り込み担当大臣、食卓テーブル拭き大臣などです。頭ごなしにあれをやって、これを手伝ってといえわれると面白くないものですが、大臣と呼ばれることでやる気マンマンになってくれるかもしれません。
学校のプールや地域活動へ積極的に参加する
ラジオ体操や学校のプール開放、地域の活動には積極的に参加をして、外に出ることも大切です。暑いからとエアコンのきいた家の中にばかりいたのでは逆に体が弱ってしまいます。熱中症には十分注意をしながら、夏の暑さを五感で感じるのも子どもの発達には必要なことです。その際、必ず親にどこへ誰と行くのかをしっかり伝えさせることは徹底したいですね。
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目標をたててチャレンジしてみる
何かにチャレンジをしてみたい!と思っても、学校に習い事など意外に忙しい子どもたちはなかなか時間をとることができません。そこでこの夏の長いお休みを生かして、子どもなりの目標をたててそこに向かってがんばらせてみるというのはいかがでしょうか。
どれくらい泳げるようになりたいか
例えば泳げない子どもであれば、ほんの少しでも泳げるようになりたい!通常25メートル泳げる子どもであれば、50メートルはがんばりたい!など、その子なりの泳ぎに対する目標がたてられるのではないでしょうか。学校のプール開放や、地域のプールなどで暑さを忘れ、目標にチャレンジするのに夏休みは最適な時期といえます。
図書館に通って本をどれくらい読みたいか
夏休み中に本を○十冊読みたい!これも子どもが自由な時間を多くとることができる夏休みならではの目標といえます。普段は忙しくてなかなか読書に時間をさけないという子どもは多くいますので、この長い休みを生かしてどんどん読書にチャレンジさせてあげましょう。読書ノートをつけるのもよいですね。涼しくて快適な図書館は、親子で快適に過ごせるおすすめの場所の一つです。
何か料理を作れるようになりたい
子どもは理科の実験をするようにキッチンでお料理をすることが好きです。普段は忙しいママの時間を邪魔しないようにあまりさせてあげられないお料理を1種類でも覚えさせてあげるのはいかがでしょうか。得意な料理が一つでもあるということは、子どもにとって誇らしいこと。毎回お願いできるようになるかもしれません。例えば低学年ならゆで卵をゆでてむくまで、中学年ならホットケーキ、高学年なら焼きそばやギョーザなどがおすすめです。お料理を覚えて、宿題の自由研究にも生かせたら一石二鳥ですね。
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二人の男の子の母です。もともと野球ファンでしたが、今は息子の影響ですっかりサッカー狂になりました。
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