妊活をするにあたって、赤ちゃんが生まれてくる時期が何月になるのかを気にしたことはありますか?それぞれの生まれ月によって、子育ての方法や自治体などから受けられる保障や支援制度、学年ごとでの発育の違いなど、いろいろと変わってきます。
今回は、誕生月別で分かれるそれぞれの特徴を、大きく二つの観点でご紹介していきます。
誕生月別、季節ごとのメリット・デメリット
いつの出産がいいのか、ということを考えるときに、当然季節のことは頭に入ってきますよね。
暑さや寒さに伴い、準備するものも変わりますし、体調などにも違いは出てきます。
このパートでは、季節ごとに変化する出産と子育てのメリット・デメリットをまとめてみました。
季節 | メリット | デメリット |
---|---|---|
春 | ・過ごしやすい気候で温度調節が簡単にできる ・4月~6月生まれは保育園の入園で有利 | ・つわりが夏の暑い時期になる ・お散歩デビューが真夏 |
夏 | ・産後の入浴がシャワーのみで済む ・赤ちゃんの服が軽装で楽 | ・ママはホルモンバランスの乱れであせもなどに敏感になる ・妊婦は体温が高いので辛い |
秋 | ・6ヶ月後の新生児期を過ごしやすい ・冬はお寝んねの時期なので外部との接触を避けられる | ・沐浴やお風呂が寒い時期から始まる ・授乳期が冬なのでミルクが冷めやすくなる |
冬 | ・お出かけデビューが春になる ・部屋が暖かく保てれば体温調整は楽 | ・初期のつわりが暑い時期にくる ・赤ちゃんの風邪をひくリスクが高まる |
季節ごとという観点であれば、どの時期でもメリットとデメリットが混在しているようですね。次のパートでは、また違う観点から出産の時期について見ていきたいと思います。
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早生まれと遅生まれはどっちがトク?
日本では、1年の区切りを4月と定めているため、暦通りではなく、年度制によって学年が変わる制度になっています。俗にいう「早生まれ」と「遅生まれ」というものです。
遅生まれ:誕生日が4月2日~12月31日
上で述べたように、早生まれは1月1日~4月1日までに生まれた子で、遅生まれは4月2日~12月31日までに生まれた子を指します。
では、早生まれと遅生まれではどのような違いが生じるのでしょうか。
その詳細は以下の通りです。
早生まれは発育が遅い?
早生まれの子は、どうしても学年で区切ってしまうと、幼少期の発育が遅れてしまいます。
確かに、4月2日に生まれた子と次の年の4月1日に生まれた子とでは、1年もの違いがあるわけですから、体力の充実度・勉強の理解度という点で、ある程度の差が出てくるのは想定できますよね。
ただ、早生まれの子が不利と決めつけるのも間違いだと思います。
さまざまな親御さんの意見では、学校で、遅生まれだから当たり前にできるというプレッシャーを感じたり、早生まれの子に合わせた授業進度になったりするなどの声も多くあり、必ずしも遅生まれの子が有利という認識ではないようです。学年が上がれば上がるほど、その違いはどんどんなくなりますから、心配する必要は全くないでしょう。
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33歳。B型。既婚。
妻の妊娠を通して、赤ちゃんができる喜びを経験する。妊娠中の過ごし方や注意点など身を持って体験中。妊活については全般の記事の執筆を担当。
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