2019年5月1日に「令和」という時代を迎えた今年も、明治安田生命から名前ランキングが発表されました。令和元年の名前ランキングはどんな変化を見せるのでしょうか?男の子の名前ランキングをご紹介します。
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1位は二年連続の「蓮」くん
令和元年の男の子名前1位は「蓮」くんでした。2018年から二年連続の1位獲得になります。蓮くんの人気はしばらく続きそうですね。トップ10の中には「令」や「和」を使用した名前は入っていませんでしたが、去年15位から急浮上した2位の「新」は、新時代への期待が感じられます。
順位 | 名前 |
1位 | 蓮 |
2位 | 陽翔 |
2位 | 新 |
4位 | 湊 |
4位 | 蒼 |
4位 | 律 |
7位 | 樹 |
8位 | 大翔 |
8位 | 悠真 |
10位 | 朝陽 |
漢字一文字が人気
今年はベスト10の中で6つが漢字一文字の名前。これは1989年の調査開始以来、過去最多タイとなるそうです。ちなみに、昭和初期の人気の名前はほとんどが一文字。長い間「誠」や「浩」が上位でした。時代は変わってまた一文字の名前に人気が集まっていますが、使用する漢字や読み方が多様化しているところに時代の移り変わりを感じます。
同じ名前でも読み方いろいろ!?
注目なのが4位の「蒼」と8位の「大翔」。「蒼」は「アオイ・ソウ・アオ・ソラ」と4通りの読み方が。「大翔」は「ヒロト・ハルト・ヤマト・ダイト・タイガ」と5通りの読み方があります。最近人気の名前は何通りも読み方があるのが特徴です。クラスメートで同じ漢字の名前でも、実は読み方が違うなんてことがありそうですね。
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読み方ランキングは「ハルト」がトップ
人気の読み方1位は不動の「ハルト」くんでした。名前ランキングでも「陽翔」は2位の上位。ちなみに、名前ランキングの1位「蓮(レン)」くんは読み方では15位でした。
順位 | 名前 |
1位 | ハルト |
2位 | ソウタ |
3位 | ミナト |
4位 | ユウト |
5位 | リク |
6位 | ハルキ |
7位 | コウキ |
8位 | イツキ |
9位 | カイト |
10位 | ソウスケ |
「ハルト」だけでも28通り
1位の「ハルト」くんは、漢字のバリエーションだけでなんと28通り!一番人気なのは「陽翔」ですが「暖人」や「遥大」「悠人」などさまざまな漢字が使われています。「ハルト」人気の秘訣は、そのバリエーションの多さにあるようです。また昔は名前と呼び方の人気は一致する場合が多かったのですが、平成~令和では個性ある漢字の組み合わせで名づけされているようです。
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人気の漢字は「太」
人気の漢字は去年と同様「太」でした。令和という新時代を迎えても、昔から人気があり男らしい強さを示す「太」は変わらずの人気です。1位以下も5位までは去年とまったく同じ順位でした。
順位 | 名前 |
1位 | 太 |
2位 | 翔 |
3位 | 大 |
4位 | 斗 |
5位 | 陽 |
6位 | 人 |
7位 | 真 |
8位 | 悠 |
9位 | 一 |
10位 | 蒼 |
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東日本と西日本には違いが
明治安田生命は、ランキングを東日本と西日本で比較もしています。東日本は総合ランキングとだいたい同じ順位ですが、西日本は2~3位が異なります。
東日本 | 西日本 | ||
1位 | 蓮(1位) | 1位 | 蓮(1位) |
2位 | 陽翔(2位) | 2位 | 律(4位) |
3位 | 新(2位) | 3位 | 悠人(13位) |
また、もっと細かく地方ごとに分けた順位だと、さらにばらつきがあります。中国・四国地方ではなんと22位の「伊織」が一番人気。また北海道・東北では自然を連想させる「樹」や旭川の「旭」が人気なのが面白いですね。
北海道 東北 |
関東 | 中部 | 近畿 | 中国 四国 |
九州 沖縄 |
|
1位 | 蓮(1位) | 蓮(1位) | 新(2位) | 律(4位) | 伊織(22位) | 蓮(1位) |
2位 | 樹(7位) 旭(22位) |
陽翔(2位) | 蒼(4位) | 蒼(4位) 朝陽(10位) |
蓮(1位) 新(2位) |
湊(4位) |
3位 | – | 樹(7位) | 陽翔(2位) | – | – | 悠翔(30位) |
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3人の子を持つ母親で元保育士。
早起きして高校生のお弁当づくりに励む日々を送っています。私の元気の源は推し活。推しってどうしてあんなに尊いのでしょうか。
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