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水天宮にお参りに行く際に必要なもの
安産祈願はお参りする者の気持ち次第ですので、神社でさい銭を入れて神様に手を合わせるだけでもよいのですが、神職の神事を正式に受ける場合には祈願料など準備も必要です。ここでは安産祈願に行く際に必要な費用と持ち物について説明します。
安産祈願には「初穂料」が必要です
安産祈願を神社でする際に支払う謝礼金を「初穂料(はつほりょう)」といい、神札所(受付)で申し込みをする際に熨斗(のし)袋に入れて差し出します。水天宮での安産祈願の初穂料は5,000円のようです。初穂料の熨斗袋には水引が「紅白ちょう結び」のものを使用し、表書きに「お初穂料」と書きましょう。腹帯などのお守りが欲しい場合は別料金となります。
戌の日の安産祈願に腹帯は必要?
安産祈願には付き物の腹帯ですが、普段の使用に関しては必ず必要というわけではありません。お守りとして、おはらいを受けた腹帯を欲しい方は、当日神社でさらし木綿の「お子守帯(みすゞおび)」を購入するか、新品のさらしの腹帯を持参してください。ガードルやベルトタイプなどの腹帯は直接おはらいできませんので、「鈴乃緒」という小さなお守りを購入して、縫い込んで使用するとよいでしょう。
水天宮の鈴の緒「お子守帯」の由来
水天宮で頂けるさらし木綿の腹帯「お子守帯」には由来があります。神社のさい銭箱の上につるされている本坪鈴のひも(鈴の緒)には、さらし木綿が使われています。昔、このひもから作った腹帯をした妊婦が大変安産であったため、人づてに評判が広まったそうです。現在の腹帯は鈴のひもに使われたものではありませんが、当時と同じ生成りのさらし木綿を戌の日の早朝に祈願して、腹帯として用意しています。
さすが聖地!見どころ満載
全国から妊婦が集まる水天宮は境内外に見どころが満載です。2016年4月に新しくなった社殿もピカピカで光り輝いてます。水天宮のまわりには人形焼きや老舗店の絶品グルメで有名なお店も数多くあります。またお買い物スポットも充実しているのでぜひ散策してみてくださいね。
境内には子宝犬様とかっぱの像がお待ちかね
仮社殿のときは近くのロイヤルパークにいたお犬様も新社殿とともに戻ってきました。安産の象徴である犬の母子犬をモチーフにしたこのお犬様の周囲には十二支があり自分の干支(えと)をなでると子授けや家内安全・厄よけなどのご利益があるそうです。そのため境内では一番の人気者。お犬様をなでなでするためにいつもたくさんの人が並んでいます。
同じく安産子育てかっぱの像もあります。こちらはお母さんかっぱが小さな赤ちゃんを抱っこしてお乳をあげているポーズです。足元と胸、肩に赤ちゃんかっぱがいるので水天宮に行った際にはぜひ確認してみてください。
水天宮には縁起物がたくさん!
神札所の中に水天宮のかわいいお守りや絵馬が売られています。絵馬は戌の日に限り、赤色の福絵馬がお目見えしますよ。他にも福犬、かっぱ土鈴、魔よけかっぱなどの置物やお守りがずらり。自分用でもいいですし、知り合いに妊娠された方がいれば妊娠のお祝いや安産の願いを込めてプレゼントするのはいかがですか。また犬の親子のパッケージがほんわかしてる「子宝丸せんべい」(1080円)も水天宮のお土産としておすすめです。
戌の日に「安産バーガー」を食べて安産祈願!
水天宮からほど近いハンバーガーレストラン『BROZERS’』では戌の日に安産バーガーが登場します!塩分控えめのお肉、カルシウムがたっぷりのクリームチーズ、そしてかかっているソースはβカロチンたっぷりな「あんずあん」ソースです。戌の日にお参りに来られる方はぜひ妊婦さんのためのハンバーガーで安産を祈願してみるのはいかがですか。
おわりに
神社の境内は、いつでも誰でも自由に立ち入ることができる場所ですが、そこでの正式な作法は案外知らなかったりします。神様の祭られた神聖な場所ですので、大人として恥ずかしくない振る舞いを覚えてからお参りに行きましょう。
戌の日、大安、土日が重なっているときの混み具合はすさまじいので、くれぐれも妊婦さんの負担にならないようにしてくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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社交的な我が子に困惑する引きこもり主婦。トイレでの愛読書はナンシー関さん。
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