妊婦さんが着物をラクに着るコツ
妊婦さんでも、体の変化に応じた対処をすれば、着物をきれいに着こなすことができます。おなかが大きくなってきて、オシャレもままならなくなってきたときに着物を着られたら、いい気分転換にもなりますね。ここからは、体だけでなく気持ちもラクに着物を着るコツを紹介します。
着つけてくれる人に妊婦であることを伝える
自分で着つけをする人は、苦しくない程度に帯を締めることができます。でも、美容院で着つけをしてもらったり、知り合いに着つけてもらったりするときには「妊婦です」とハッキリと伝えた方がいいでしょう。特におなかが目立たないときには、着崩れを防ぐために帯を強く締めることがあります。着つけが終わってから自分で帯を緩めることは、なかなか難しいものです。また、着つけと一緒にメークをやってもらうときは、香りの強い化粧品や整髪料は避けてもらいましょう。
高価すぎない着物で体も心もラクにする
高価な着物や帯は重たいものです。そして、高価な着物は簡単に洗うことができません。妊娠中は動きにくくなるため、トイレに入るときに着物を引きずってしまうこともあります。せっかく着物を着ていても「汚してはいけない」と思っていると、辛くなってしまうでしょう。手ごろな価格の着物や洗える着物を着て、体も心もラクに着物を楽しんでください。
ときと場合によっては見た目を二の次にする
着物にはルールやきまりがあります。しかし、妊婦さんにとって一番大切なことは体です。草履と足袋の相性が悪くてツルツルするようならば、思い切って草履をやめてスニーカーを履いてもいいのではないでしょうか。移動中はスニーカーを履いて、車の中で草履に履き替える方法もあります。妊婦さんが着物を楽しむコツは、臨機応変に対処することなのかもしれません。
おわりに
妊婦さんが着物を着ても、おなかの中の赤ちゃんに直接影響はないといわれています。しかし、着物を着慣れていない人は、着るだけで疲れてしまうかもしれません。体調のいい日を選んで無理なく着物を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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