「二人目ができたら上の子を優先にしたほうがいい」「赤ちゃん返りが大変」二人目の妊娠が判明した際にこれらの言葉が頭をよぎる方が多いのではないでしょうか。子どもは親が考える以上に敏感に物事を察しているもの。ママが不安だと上の子も不安になってしまいます。今回は、上の子が姉妹・兄弟の誕生を心待ちにしてくれるように過ごすポイントをまとめてみました。
愛情表現は大げさなくらいが一番!
女性は妊娠するとおなかの赤ちゃんを守るためにスイッチが切り替わりますよね。子どもはこのスイッチの切り替わりを敏感に察し不安になります。その不安を解消するには愛していることを伝えることが何よりも大切です。ママも気負わずにできることから始めましょう。
まずはスキンシップを増やしましょう
よく上の子が不安を感じているときは抱きしめてあげましょうと言われますが、上の子の年齢によっては抱きしめることに抵抗を感じる場合もあります。抱きしめなくても、手をつなぐ、ぴたっとくっつく、頭をなでるなど、そんなスキンシップでも気持ちは伝わります。ママの体温を感じることで自分をちゃんと見ていてくれると感じることができるのです。
言葉で愛していることを伝えましょう
子ども相手でも愛していることを言葉で伝えるのは少々恥ずかしいものです。しかしながらママの変化を敏感に察している上の子にとっては言葉でしっかり伝えてもらうことがうれしいのです。
「ママは○○が大好きだから一緒にごはんを食べられてうれしいな」など何気ない会話に少しプラスするだけでも違います。どう伝えようか考え言葉にすることで自分自身の上の子への愛情を再確認することもできます。
上の子との思い出を作りましょう
二人目が生まれると今までのように、上の子と気軽にお出掛けができなくなります。上の子だけに過ごす時間も少なくなります。上の子がママを独占できるのも妊娠中の今しかありません!妊娠中の今だからこその思い出を作りましょう。写真やビデオに残すこともおすすめ。上の子がママと過ごした濃密な時間を思い出し、寂しさを埋めてくれるもののひとつになります。マタニティフォトを上の子と一緒に撮るのもステキな思い出になっておすすめです。
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二人目の誕生までにしておくこと!
二人目が生まれた瞬間からママは上の子より下の子に気持ちが向かいます。今まで上の子にしていたことが煩わしく感じられたりささいなことにイライラしたり。産褥(さんじょく)期を上の子も自分自身も穏やかに過ごすために妊娠中から準備をしましょう。
自分のことは自分でできるようにしましょう
子どもが増え大変なのに出産前と同様あれもこれもやらなければならないというのは本当にイライラするものです。歯ブラシを持ってくる、おはしを並べるなど、どんなに小さなことでも構いません。自分でできることがひとつでも増えればそれだけママの負担も軽くなり、自分でやってよ!というイライラも軽減できます。教える時間も余裕も産後はなかなかありません。妊娠中にできるだけ自分のことは自分でできるようにさせるといいでしょう。
二人目にすることはあなたにもしていたと伝えましょう
二人目が生まれるとすぐに頻繁な授乳や泣きやむまでの抱っこなど、上の子が甘えたくても甘えられない状況が出てきます。姉妹・兄弟への嫉妬ややきもちを和らげるために妊娠中に写真や動画を一緒に見返し赤ちゃんの頃の様子を繰り返し伝えるといいでしょう。そして二人目の誕生後は事あるごとに「こうやって○○にもしていたんだよ。」と伝えることが大切です。
下の子のお世話を手伝ってもらう!
下の子のお世話をする際はどうしても上の子に疎外感を与えてしまうものです。その気持ちを少しでも軽減するために、下に子のお手伝いをしてもらうこともおすすめ。替えのおむつを取ってくる、沐浴(もくよく)後一緒に拭いてもらうなど何でもOK!一緒にお世話をすることで姉妹・兄弟の自覚も芽生えてきます。妊娠中に一緒にできそうなお手伝いを考え練習するのも上の子にはママとの良い思い出です。
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7歳3歳1歳の1男2女のママです。毎日子育てに奮闘中!
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