妊婦が転職活動を行う際にアピールすべきポイント
妊娠中はどうしても心身ともに不調が出やすくなるので、一般の応募者よりも不利になることがあるかもしれません。しかし、妊婦が転職活動する際に、有利になり得るポイントもあります。転職活動の際には、どんなことに重点を置きながらアピールすれば良いのでしょうか?
持っている資格を存分に活かす
妊婦にかかわらず、転職活動における資格の有無はとても重要です。人があまり持っていないようなめずらしい資格を取得していたり、仕事内容に直結するような資格であれば、採用に有利になりやすいでしょう。国家資格ではなくても、資格を持っているだけで、"その分野の知識を持っています"という証明になります。
資格は持っているだけで、自身の強みになるため、転職前に取得しておくのも一つの手です。
これまでのキャリアを丁寧に説明する
これまでと同じ業界で働く場合には、"即戦力"として採用される可能性もあります。すぐに仕事が理解できる人材は、会社側にとって大きなメリットです。キャリアがある方は妊婦であったとしても、問題なく採用してくれる確率が高まります。
これまでのキャリアに合わせて、転職活動をするのも良いでしょう。面接の際には、しっかりと今までの経験をアピールするようにしてください。
自分にしかない強みも伝えよう
転職の際は、自分にしかない強みを探すことが大切です。例えば、英語やスペイン語などを話せる場合においては、そういった人材を求めている業種であればすぐに就職することができるでしょう。そのために、自分の興味がある事柄を一度整理することが大切です。
生活のために働くことはもちろんですが、嫌いなことを無理に頑張ると仕事が嫌になります。好きなことや得意分野を仕事にすることで、産後も生き生きと仕事をすることができるのです。
おわりに
妊婦さんが転職活動の際にアピールしてほしいポイントは、以下の3つです。
- 持っている資格
- これまでのキャリア
- 自分にしかない強み
まずは、自分が持っている資格やキャリア、強みなどを洗い出してみることをおすすめします。自分の得意分野に合った職場を探すことで、転職後もやりがいを持って働くことができるでしょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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