妊婦のジェルネイルはなぜ控えたほうがよいの?
最近では妊婦のジェルネイルは控えたほうがよいとの声が医療機関などであがってきています。その理由とはどういうものなのでしょうか。
妊婦の爪の色が見えないから
爪は体の一番先にあり栄養が届きにくい部位となるため、爪の色で健康状態がわかると言われています。妊娠中に体調不良など何かあった際にお医者さんが爪をみることがあるかもしれません。爪の状態を隠してしまうジェルネイルはしないほうがよいといわれているからです。またサチュレーション(酸素飽和度)を測るために指先に器具を装着することがあります。その際にジェルの厚みがあると正確に測れないことも起こりえます。赤ちゃんを健康にうむために検診をしているのに、その妨げになるようなことは避けたいところです。
ジェルネイルは簡単にはとれないから
ジェルネイルは硬化用ライトでジェルを固めています。そのためマニュキュアのように簡単に除光液で落とすことはできません。塗るたびにライトでジェルを固まらせているので完成した爪は自分の爪よりも厚みを増しています。オフの方法はジェルネイルの表面に傷をいれてアセトンを浸透させたあとに、浮いてきたジェルを少しずつ落としていきます。オフの工程で20分~30分はかかってしまうでしょう。簡単にはとれないジェルネイル・・・緊急時のためにオフはしておいたほうがよいといえます。
おわりに
妊娠中でも妊娠前とかわらずジェルネイルを楽しみたい人も多いことでしょう。ただし妊娠中の体調の変化で前倒しの入院をしなくてはいけないかもしれません。万が一のことも考え、ジェルネイルはしばらくの間、おやすみすることをおすすめします。ネイルサロンによっては妊婦さんはご遠慮というところが多いですが、OKなサロンもあります。どうしてもジェルネイルがしたい!という方は病院側に相談してみてください。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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