どのように対策すればよい?
それでは、妊娠中におならが多くなってしまうことについて、どのように対策をするのがよいのでしょうか。
これについては、上記の理由から発生する「便秘」の症状を和らげることが効果的です。便秘状態を和らげることができれば、大腸内にたまるガスも減らすことができるため、おならの頻度についても下げることができます。
まず効果的なのが、「食事」の改善です。妊娠中は食べたくなるものに偏りが発生しやすく、どうしても腸内環境が悪化してしまいがちです。
便秘を解消するために効果的な食物繊維が多く含まれているものや、ヨーグルトなどのビフィズス菌の含まれているものを多く摂取するようにしましょう。ビフィズス菌の含まれているものを摂取する場合、同時にその働きを活発にするオリゴ糖を摂取すると、相乗効果があります。逆に、冷たいものはお腹の働きを弱めてしまうため、避けた方がよいでしょう。
また、水分をしっかりと摂取することも重要なポイントとなります。妊娠中は、自分の体のためだけではなく、子供のためにも水分を使用することになるため、従来と同じような水分の摂取量では自分のための水分量が不足してしまうことがあります。
ただし、カフェインの含まれているものや、糖分の多いものなどは避けた方がよいでしょう。麦茶などで水分を摂取するのが効果的です。さらに、母体に負担をかけない範囲で、運動を取り入れることも重要です。ストレッチなどを行うことでも、便秘の解消を行うことができます。
おわりに
このように、妊娠中のおならは、そこまで深刻な症状ではありません。ただ、日常生活の中では困ることもありますし、「恥ずかしい」と感じる方も少なくないでしょう。食事や水分摂取、運動などによって解消できるようにするとよいでしょう。また、どうしても長引く場合には、産婦人科で相談をしてみるのもよいでしょう。
ピックアップ
たまGoo!(たまぐー)は、妊活、妊娠、出産をこれから迎えられる女性をサポートするため、女性のみならず、男性にも知っておいて欲しいこと、夫婦で取り組むべきことなどをコラムなどで紹介し、みなさまのご不安やお悩みに答えることを目的としたサイトです。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。