子どもの名前を決める際、妊娠中から考える人や生まれてから決める人などさまですが、どんな名前にしよう?とイメージした時に、色が入った名前にしたいと思う人もいることでしょう。ただ、名前に適している色や色が持つイメージなどを考慮しながら決めていかなくてはいけないので、非常に悩むことも。ここでは、色が入った子どもの名前をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
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色が入った名前が人気の理由3つ
子どもの名前は、親が初めてあげるプレゼントだと言われています。その分、ママやパパは真剣に名前を考えるものです。その中でも「色」が入った名前は、長年支持されています。なぜ、色が入った名前が人気なのでしょうか?
日本人らしい美しい名前に感じられる
色は誰もが触れたことのあるものであり、さまざまなイメージを持っています。特に日本には着物やかんざしなど、日本伝統が多く存在し、それらの色を「和色」と呼んでいます。そのため、日本人らしさや美しい風情のある名前に感じられるように、子どもの名前に色を入れる親は多いです。和風な印象は、年配層にも受けがいいので、名前を覚えてもらいやすいというメリットもあるといえるでしょう。
色の持つイメージが印象をよくしてくれる
それぞれの色が持つ幅広いイメージや印象によって、名前の印象にも随分と違いが出てきます。色が入った名前にすると、響きだけでも「繊細そう」「爽やか」「可愛らしい」など、さまざまな印象をもたれますし、あまりにも奇抜な色の名前を付けなければ、色が入った名前の印象は良いものです。つまり、わかりやすく、誰にでも読めて、はっきりとイメージがつくのは、色ならではの特徴だといえます。そのため、子どもが持つイメージを的確に伝える、印象付けるためにも色が入った名前をつけるママやパパがいるのです。
色が持つ幅広い可能性に思いを込めている
色は、青や赤といった特定の色だったとしても、いろんなものに当てはめることができます。
例えば、海や空など目に見えて存在しているものだけではなく、情熱や冷静さなど感情の面でも、色でイメージさせることができるのです。こうした点は、色が持つ無限の可能性を感じさせ、子どもの名前に入れることによって「可能性を秘めた子になるように」「好奇心のある感性豊かな子になれるように」などの思いを込めています。色は単純なイメージ以上に、人が持つ感性に触れてくれるので、名前に入れたいと人気があるのでしょう。
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人気がある色が入った子どもの名前3選!
世の中にはたくさんの色が存在しているので、一体どの色を名前に含むのがふさわしいだろう?と悩むものですが、特に人気がある色が入った名前を3つピックアップします。色が持つイメージも、合わせてお伝えしますね。
女の子は「朱里(あかり)」が人気
女の子の場合、可愛らしい印象を持ってほしいという願いが込められることが多いので、赤系の色が入った名前に人気があります。その中でも「朱」が入った名前が人気で、読みやすくて色が入っている「朱里(あかり)」が特に選ばれる傾向があります。朱(しゅ)とも読みますが、朱(あか)とも読めるのでいわゆるキラキラネームではなく、女の子らしい可憐な印象を与えることもできます。
男の子は「蒼太(そうた)」が支持されている
男の子の場合は、活発さやクールな印象、爽やかさをイメージして名前をつけるママやパパが多いことでしょう。青系の名前は男の子向きですし、海や空、宇宙を連想させるので、広く深い心を持つ子になってほしいという願いが込められています。そんな中で、人気なのは「蒼太(そうた)」です。パッと一目でキレイな名前という印象が湧き起こり、蒼色は一般的な青よりも緑がかった深い色なので、思慮深さもイメージできます。
男女ともに人気なのは「紫音(しおん)」
紫という色は、男女どちらでも似合いますし、高貴な色として知られています。そのため、名前に使用されることも多いですが、人気があるのは「紫音(しおん)」です。響きも美しく、読み方も難しくないため、子どもの名前にする人が多くいます。読み方的にも、女の子・男の子どちらでも違和感なくつけることができるので、「気配りのできる子になってほしい」「アーティスティックな人になってほしい」という思いを込めてつけられています。古風な印象もあるので、日本人らしさも出せることはとても魅力です。
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まだまだある 色をイメージする名前
ご紹介した3つ以外にも色をイメージする名前はたくさんあります。では一気に見ていきましょう。
【女の子】色をイメージする名前
名前 | 読み方 | 名前 | 読み方 |
藍 | あい | 紫乃 | しの |
葵 | あおい | 紫織 | しおり |
茜 | あかね | 紫月 | しづき |
彩 | あや | 真白 | ましろ |
杏 | あん | 美紅 | みく |
桜 | さくら | 瑠璃 | るり |
緑 | みどり | 美桜 | みお |
翠 | みどり | 朱莉 | しゅり |
碧 | みどり | 菫 | すみれ |
桃 | もも | 蒼葉 | あおば |
彩花 | あやか | 紅葉 | もみじ |
彩葉 | いろは | 桃花 | ももか |
桜子 | さくらこ | 藤乃 | ふじの |
【男の子】色をイメージする名前
名前 | 読み方 | 名前 | 読み方 |
碧 | あおい | 虹郎 | にじろう |
虹 | こう | 青弥 | せいや |
玄 | げん | 桃李 | とおり |
碧人 | あおと | 蒼空 | あおぞら |
蒼斗 | あおと | 紫耀 | しょう |
蒼汰 | そうた | 虎白 | こはく |
蒼真 | そうま | 青太 | せいた |
彩人 | あやと | 蒼一郎 | そういちろう |
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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