出産時の音楽、どんな音楽をかける?おすすめ曲もご紹介
ピンとくる曲が見つからない方のために、出産の際におすすめのジャンルをピックアップしてみましょう。ぜひ、曲選びの参考にしてくださいね。
やっぱりはずせない感動の曲
科学的にはBGMとして使う曲は「自分がこれから経験する出来事が鏡のようになっている曲」が良いと言われています。妊娠をきっかけに初めて抱いた感情や出産への想い、そして家族が増えて共に生きていくという思い出せる曲であれば、不安な時にも寄り添ってそっと背中を押してくれそうです。
パワーがわいてくる!応援歌
とにかく元気を分けてほしい、気持ちを奮い立たせたい!そんな時におすすめなのは応援歌。君ならやれる、大丈夫だと励ましてくれるイメージの曲が聞こえてきたら、苦しい気持ちになった時にも底力が湧いてきそうです。
定番のオルゴールやリラックスできる曲
病院で用意されることも多いオルゴールやクラシックは、体に優しい音楽だと言われています。リラックスしたり、癒やされることで力が緩み、楽な出産につながることが期待できます。
一方で元々オルゴールやクラシックが好みではない人にとっては、かえってストレスに感じることもあるようです。そのため川のせせらぎや鳥の鳴く声などが収録された音源もあり、自然が好きな人にはこちらもおすすめです。
おわりに
出産時の不安は音楽によって軽減されるという研究結果があります。しかし普段と違う状況の中で聴き慣れない音楽を聴くよりも、親しみのある好きな曲が1番良かったと感じる人も多いようです。出産時にききたい曲をプレイリストに作成しておくのもいいですよね。
出産の主役はあなたです。出産の時を迎えたときにあなたがかけたいなと思えばかければいいし、違和感があると思えばやめたらいいのです。遠慮せずに自分の希望を伝えてください。そして赤ちゃんに会えるその日まで、ぜひ音楽を楽しんでください。
そうすることで自分の「好き」に改めて気付くかもしれませんし、妊娠中の今だからこそ心が動く、そんな素敵な曲に出会えるかもしれません。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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