妊娠中にこれはしてもいいの?乗り物編
最後に、妊娠中の乗り物についてみていきましょう。乗り物は生活と密着していますので、妊娠中でも乗る必要がある場合は多くありますよね。それでは乗り物に乗る際、妊娠中はどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。
妊娠中の飛行機はOK?それともNG?
妊娠16週0日~27週6日までのいわゆる安定期であれば、飛行機に乗ることは問題ないとされています。しかし飛行機は気圧の変化が大きく酸素濃度も低下することから、頭痛の原因になってしまう場合もあります。さらに、長時間同じ姿勢でいることは妊婦さんにはつらいもの。エコノミークラス症候群の危険性もありますので、対策が必要です。出産日が近づいている場合は医師の診断書がないと飛行機に乗れない場合もありますので、里帰り出産で飛行機を利用する場合は早めに帰省するのがよいでしょう。
妊娠中の車の運転はOK?それともNG?
妊娠中でも車の運転をすることは問題ありません。しかし、気を付けなければならない点がいくつかあります。まず妊娠中はホルモンバランスが不安定なために、注意力が散漫になって判断がにぶることがあります。さらに、おなかが大きくなってくると足元が見えづらくなりますので、とっさの時に踏み間違えを起こしてしまう可能性も考えられます。車の運転は短時間で、さらに時間に余裕をもって行うことが大切です。
妊娠中の自転車はOK?それともNG?
やはり妊娠中はホルモンバランスの乱れから注意力が低下しています。さらに大きくなってきたおなかで自転車に乗ると、体のバランスが取りづらくなるために転倒の危険が高まります。振動もおなかに負担となりますし、ペダルを踏む時におなかに力が入ってしまうということもあります。絶対に乗ってはいけないということではありませんが、サドルをなるべく低くする、整備されている道を選ぶ、ゆっくり走るといった工夫が必要です。
おわりに
今回は、これは妊娠中はしてもいいの?という疑問についてお答えいたしました。おなかの赤ちゃんを守ることができるのはママだけ。不自由なことの多い妊娠生活ですが、赤ちゃんに会える日を心待ちにしながら心を穏やかに過ごしてくださいね。
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二人の男の子の母です。もともと野球ファンでしたが、今は息子の影響ですっかりサッカー狂になりました。
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