妊娠もいよいよ後期に入りますますおなかが大きくなると、ママは思うように動けなくなり身体にさまざまな変化が起こってきます。プレママを卒業してもうすぐ赤ちゃんに会える喜びとは反面、精神的にもブルーになるのがこの時期です。そんなママにはパパの心のこもった熱いサポートが必要なんですよ。そこで、妊娠後期にパパがママのためにしてあげられることをまとめました。
生活面でパパがママにしてあげられること
妊娠後期とは、妊娠8~10カ月のことで、いつお産が始まってもおかしくない時期に入りました。このころは、妊娠していないときに起こらないような症状がママの身体に起こってきますので、パパはあらかじめどんなことが起こるのかを理解しておく必要があります。
積極的にママに代わって家事をしよう
妊娠後期に入ると、おなかが張ってきたり、貧血やむくみなどいろいろな症状が出てきたりします。こんなときは、パパがママに代わって料理や洗濯、掃除、ゴミ出しなどの家事全般のサポートがあるとママは大助かり。いくらある程度の運動は必要でも、家事は高いところのものを取ろうとしたり、しゃがんだり、腰をかがめたり、運動とは違う姿勢を取るので、おなかの赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるのです。ですから、パパは積極的に家事をしましょうね。
上の子どもの世話をすすんでしよう
今回の妊娠が2人目以降なら、パパは上の子どもの世話をすすんでしましょう。保育園の送り迎えや公園遊び、一緒にお風呂に入るなどをしてもらえるとおなかの大きいママにとっては負担が減ります。また、敏感な子どもならお兄ちゃんやお姉ちゃんになることで、ママに対してすごくわがままになったり言うことを聞かなかったりすることがあるので、そんなときはパパが優しく接してあげると子どもは安心しますね。
育児休暇の取得や時短勤務の申請をしよう
パパの勤める会社に、育児休暇制度や時短勤務制度があるなら、これから産まれてくる赤ちゃんやママ、家族のために取得することをおすすめします。産後すぐのママは、赤ちゃんの世話に加えて妊娠によって疲れた身体を回復しなければなりません。こんなときにパパが家にいれば、ママの負担も減り、また夫婦で赤ちゃんの世話をすることによって同じ時間を共有でき、より夫婦が理解し合えます。
合わせて読みたい
精神面でパパがママにしてあげられること
妊娠中は「マタニティブルー」という言葉があるように、ホルモンバランスや自律神経の乱れから精神的に不安定になります。ママは、いつ始まるかわからないお産に対して常に不安を抱いています。そんなときにさりげなくパパが気遣ってあげられれば、ママは幸せですね。
気分転換にママと一緒にお出掛けしよう
おなかが大きくなって動作がゆっくりになっても、安産のために適度な運動が必要です。お仕事をしているママならある程度動いていますが、家にいることが多い専業主婦なら運動不足かもしれません。どちらにせよ、気分転換に買い物や食事、ウォーキングなどでママを外に連れ出しましょう。おなかの赤ちゃんはママから栄養をもらうだけでなく、精神状態もそのまま受け入れてしまいます。ですから、ママが幸せな気分だと赤ちゃんももちろん幸せになりますよ。
ベビーシャワーを企画してお祝いしよう
アメリカが発祥のベビーシャワーは、友達を呼んで妊婦さんを祝うパーティーで、今では日本でも流行の兆しがあるイベントです。招待された人は、おむつで作ったダイバーケーキや、ベビー服などの妊婦さんへのプレゼントを持っていきます。仲のよい友達とワイワイガヤガヤ楽しむことによって気分が晴れやかになり、お産が不安から楽しみに変化していくことでしょう。
里帰り出産を快くさせてあげよう
言うまでもなく産前産後はママにとって不安だらけです。特に赤ちゃんが生まれた後のお世話はパパがもちろん力強いサポーターとなりますが、ママは実家に頼る方が安心なのです。育った家で実の親に甘えられて、しかも親は育児経験者ですから、産まれてきた赤ちゃんのサポートは安心して任せられます。その間はママもゆっくりと身体の回復ができます。パパは、ママと赤ちゃんが家にいなくて寂しいでしょうが、ここはママのために我慢してくださいね。
合わせて読みたい
高校2年と小学6年の女の子の母です。パンとお菓子作りが生きがいです。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。