実は片働きで1000万円よりは共働きのほうがお得！
年収1000万円といっても、共働きと片働きではお得・損になるポイントは異なります。実は共働き1000万円世帯はお得？といわれる理由について見ていきましょう。
共働き1000万は片働きよりも納税額が安くなる！
例えば夫・妻がそれぞれ500万円ずつ稼いでいた場合、税率は10％ずつです。そうなると片働きよりも税額が安くなり、手取り額も増えます。配偶者控除は適用されませんが、所得税率によって納税額でだいぶお得になるわけです。
共働きで1000万円だと所得税の金額が50万弱違ってきます。この額は大きいですね。これが影響して共働きのほうが片働きより55万ほど手取りが額は多くなっています。
児童手当も満額もらえる！
児童手当についても、共働きだと満額もらえる計算です。なぜなら、児童手当の場合、共働きの場合はどちらか年収が高いほうの金額をもとに所得制限の対象かどうかチェックされるためです。夫婦ともに年収500万円であれば、先述した年収600万円と同じように所得制限はかかりません。
ただし高校無償化は対象外
高校無償化は、児童手当とは算出方法が異なります。高校無償化は世帯年収で判断されるため、共働きで1000万以上だと片働きと同じく対象外となってしまうのです。もし高校無償化の対象になりたいというのであれば、年収940円以下を狙うといいでしょう。
おわりに
世帯収入が高くなるにつれ、いろいろな制限が増えて損に感じることもあるでしょう。しかし、考え方によってはお得になるポイントもあるのです。できるだけお得に暮らすためにも、世帯収入をきちんとチェックして調整しながら働けるといいですね。
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長男（小1 ）・次男（年中）の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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