会社に応募する前に準備したいこと
会社に応募する際は自分が採用したいと思える魅力的な人材である必要があります。また志望先として最初から社員になれなくても就職してから少しずつ実績を積み上げていく派遣会社への登録もおすすめです。
希望する条件を考え優先順位をつける
子どもがいて社員とて働くには仕事内容、時間、勤務地、給与などのうち何かを妥協して選ぶことがほとんどでしょう。そのため辞めずに長く働きたい、以前担当していたような仕事を探したい、最低でも○円以上稼ぎたいなど、どんな働き方をしたいのをしっかり考えておくと志望動機が明確なり就職にもつながりやすいです。また、その会社の育児休暇取得率や子どもがいながら働いている女性の割合、有給消化率などを事前に知っておくことも大切です。
簿記や医療事務など資格を取得する
育児の合間に資格を取得して自分のできることを明確化させておくのも就職に有利となるポイントです。例えば以下のような資格は比較的取得しやすく再就職にも有利なのでおすすめです。
- 日商簿記検定試験(一般事務や経理事務)
- 医療事務技能審査試験(病院)
- 介護職員初任者研修(介護施設等)
- 保育士(保育園、児童福祉施設等)
- ファイナンシャルプランナー(金融・保険・不動産業界等)
主婦向け求人の多い派遣会社に登録する
社員として採用してくれる場所がない場合は、主婦向け求人の多い派遣会社に登録することも一案です。自分の条件に合ったものを見つけるためには希望条件をしっかり伝え、複数の派遣会社に登録することも社員になるためのテクニックです。派遣とはいえフルタイムで仕事をしている場合や、十分な経験がある場合は社員に転籍できるかもしれません。また、社員にならなくても社員と同等の報酬が得られる可能性もあります。
おわりに
すぐ休む、つづかない、と思われがちな子どもがいる主婦の就職ですが、事前に対策をとって働きやすい環境を作ることができます。また、客観的に自分にどんな魅力があるのかわかるように条件や資格を準備しておくと社員として就職しやすくなるでしょう。
ピックアップ
30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。