出産によって女性の仕事に対する考え方が変化している
これまでは、結婚の際に退職して出産を控える女性もいたことでしょう。しかし現在では出産してもそのまま働き続ける女性が増えています。少しずつ、共働き世帯において女性の働き方に対する考え方が変わっているといえるでしょう。
子どもができても働き続けたほうがいい人が増えている
男女共同参画社会に関する世論調査(2016年9月)の結果によれば、子どもができても女性がずっと働き続けるほうがいいと考えている人が男女ともに初めて50%を超えたとのこと。子どもが大きくなってから再度仕事に就くほうがいいと考える人も多いものの、子育て世代の女性が仕事を持つことに対して柔軟な考えが広がってきているのがうかがえます。
働き続けたとしてもバリバリより「自分のペース」で
若いころには「バリバリと働き続けたい」と思っていたとしても、年を重ねるごとに考えに丸みが出てきて、自分らしくしなやかに働き続けたいと考える女性も多いようです。こうした背景から、柔軟に制度を利用しながら、無理をせず自分らしく育児も仕事も頑張りたいという女性が増えているといえるでしょう。
おわりに
出産によって退職する女性もいますが、それぞれの考えに基づいて選択できる余地が広がりつつあります。これからは待機児童問題なども積極的に改善する自治体が増え、子育てしながらも女性が社会で活躍できるシーンが増えていく未来が予想されるでしょう。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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