地域によって違う!地域別一時保育
世田谷区
世田谷区の場合、区立保育園、私立保育園、保育室の中から一時保育を選ぶことができます。(ただし、区立保育園に関しては定員に空きがある場合のみ)
- 区立保育園では1日(午前8時30分~午後5時)3,000円(原則)で預かってもらうことができます。ただし、0歳児の場合は生後5カ月以上であることが条件で、0歳児専用の施設のみの利用です。日曜祝日および年末年始は預けることができません。定員は1名であるため、予約はとても難しいと考えられます。
- 私立保育園は1日3,000円(8時間程度)で預かってもらうことができ、半日(4時間程度)の利用も可能です。1歳児から未就学児までが対象となっており、定員は5~10名となっています。区立保育園同様、日曜祝日および年末年始は預けることができません。
- 保育室は午前7時30分~午後6時までです。4時間まで1,500円で4時間を超え8時間までが3,000円となっています。年齢は3歳未満で、0歳児は生後43日以上が条件です。定員は施設によって異なります。日曜祝日および年末年始は預けることができません。
詳細は公式HPでご確認ください。
世田谷区 一時保育:www.city.setagaya.lg.jp
杉並区
杉並区では一時保育のほかにも、1時間単位でお子さんを預けることが可能な一時お預かりサービスなどがあります。
- 一時保育は月曜日から土曜日(祝日・年末年始を除く)、午前9時から午後5時までが利用時間となっています。料金は1時間500円(給食をご利用の場合は1食200円)となっており、支払いには「杉並子育て応援券」が使えることが特徴です。杉並区内にお住まいの生後6カ月から小学校就学前のお子さんが対象です。1カ月に4回まで利用することが可能です。
- 一時預かりは月曜日から土曜日(日曜日、祝日、12月29日から1月3日を除く)、午前9時から午後5時まで(土曜日は4時まで)となっています。1時間800円で利用可能です。生後6カ月から小学校就学前のお子さんが対象です。(ただし、これらは2016年12月時点でのデータです。)
詳細は公式HPでご確認ください。
杉並区 一時保育:www.city.suginami.tokyo.jp
江東区
江東区の一時的保育は「緊急一時保育」「リフレッシュひととき保育」「非定型一時保育(子育てサポート一時保育)」の3種類です。
- 「緊急一時保育」は江東区にお住まいの生後57日目から就学前までのお子さんを預かってもらうことができます。利用時間は保育所が開園している日中の8時間となっています。料金は児童1人につき1,000円です。
- 「リフレッシュひととき保育」は生後6カ月~3歳児までの幼稚園・保育園等に入所していない江東区内在住の乳幼児が対象です。利用料金は1人当たり1時間で500円となっています。同世帯で2人目から半額になります。利用時間は月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)午前9時~正午、午後1時~午後5時で、1日当たり3時間以内(1時間単位)となっています。短時間の預かりシステムのため、食事やおやつの提供はないので注意しましょう。
- 「非定型一時保育」は江東区内に住所のある方で、かつ保育園に通われていないことが最低条件となっています。幼稚園に通っているお子さんの場合は、幼稚園が休みの場合のみ利用することができます。
対象となる子どもの年齢は、0歳児(生後6カ月~)で平成27年4月2日(2015年)以降にお生まれで、生後6カ月以上のお子さん、1歳児~就学前、平成22年4月2日(2010年)生~平成27年(2015年)4月1日生のお子さんとなっています。(2017年3月現在)
「非定型一時保育」の場合、利用時間はお子さんを預ける理由によって異なってきます。料金は0歳児の場合、4時間以内2,000円/8時間以内4,000円。1歳児以上の場合、4時間以内 1,500円/8時間以内3,000円となっています。延長料金は預ける施設によって異なります。江東区の一時保育利用にはそれぞれ条件があるとのことなので、詳細は公式HPでご確認ください。
江東区 一時保育:www.city.koto.lg.jp
品川区
品川区の一時保育の特徴はなんといっても種類の豊富さです。定番の「一時保育」はもちろん、「生活支援型一時保育」「休日保育」「病後児保育」「病児保育」「年末保育」などがあります。
- 「生活支援型一時保育」とは保護者が買い物に行っている間や映画鑑賞をしている間、また病院に行っている間など短期的に預かってもらえる制度です。品川区内に居住する生後4カ月~就学前までのお子さんが利用対象です。(ただし一部の施設では満1歳以上からが対象です。)施設の休日を除く、午前8時30分から午後5時30分(児童センターは午前9時から午後6時)までの間で、必要時間預かってもらうことが可能です。年度内60日以内ならいつでも利用可能とのこと。利用料金は1時間500円となっています。
- 「病後児保育」とは、病気だったお子さんが回復期のために集団生活が難しい場合、特定の施設で預かってもらえる制度です。保育園や幼稚園に通っているお子さんが対象となっています。期間は医師連絡票の発効日から7日間以内で、医師が必要と判断した期間のうち、月~土曜日(祝祭日、12月29日~1月3日は除く) 午前7時30分から午後6時30分までの必要な時間、預けることが可能です。料金は認可保育園のお子さんの場合は無料、その他のお子さんの場合は1日2,000円となっています。
その他の制度の詳細は公式HPでご確認ください。
品川区 病後児保育:www.city.shinagawa.tokyo.jp
横浜市
横浜市の一時保育は基本の3種類「非定型的保育」「緊急保育」「リフレッシュ保育」です。「非定型的保育」は週3回または月に120時間預けることができ、「緊急保育」は1回に連続して14日以内、「リフレッシュ保育」は1回の申し込みにつき1日以内預けることができます。料金や時間などはそれぞれの施設にお問い合わせください。また、その他の詳細は公式HPで確認することができます。
横浜市 一時保育のご案内:www.city.yokohama.lg.jp
おわりに
待機児童問題が解決されない中、職場復帰を決めることは簡単ではありません。ただ「保育園に入れないから仕事は無理だ」と決めつけるのは間違いです。一時保育やリフレッシュ保育を上手に利用して、子育てと仕事を両立できる生活を始めてみませんか?
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