子どもの独立よりリタイアの方が早い時の対策
子どもの独立前よりリタイアが早い場合、収入面で不安に思うことは当たり前です。しかし、しっかりと対策を練っておけば大丈夫。後々こんなはずじゃなかったと慌てることがないよう、夫のリタイア後どうしたらいいのかを考えていきましょう。
リタイア後の収入を把握して今後の計画を立てよう
リタイア後の生活を賄う資金は、貯金、退職金、公的年金です。中でもリタイア後の主な収入源は退職金と公的年金の二つとなります。その他に企業年金が給付される場合もあるので確認してみましょう。
ただし、ここで気を付けなければならないことは、定年は主に60歳で迎えますが年金は65歳から支給となります。この空白の5年間は年金は入ってこないので気を付ける必要があります。
リタイア後にどの程度お金が入って来るのかを把握しておけば子どもの教育資金計画と老後の資金計画も立てやすくなります。
妻もパートなど働くことも視野に
夫がリタイアした時、個人差はありますがまとまったお金である退職金が手に入ると思います。この資金は、自分たちの老後資金としてできる限り手を付けないようにしておきましょう。
もし可能であれば、妻が動けるうちはパートにでるなどして少しでも子どものための費用や生活費に充てるようにできれば安心です。
歳をとってしまえば、働くことは難しくなる一方です。少しでも、自分たちの老後資金を残しておくようにしましょう。
教育費とリタイア後資金の準備を同時進行する
子どもの教育費準備をできるだけ早く用意することと自分たちの老後の準備も進めておくということは大変重要です。子どもの教育費の準備を早く用意するというのは、教育ローンなどを組まないようにするということです。
子どもの卒業後に教育ローンを返済していくということになると、ローンに追われ老後の準備ができなくなってしまいます。
子どもが生まれたらしっかりと計画を立て、少しずつでも貯金すること。これは、自分たちの老後の準備にもつながっていくことになるのです。
おわりに
子どもが成人するより夫の定年が早いと子どもにかかるお金について心配になることは当然です。子どもに関する出費は、全体の出費を締める割合が大きいですから。
しかし、定年を迎える前から計画的なお金の使い方をしていけば大丈夫です。金銭面で余計な心配をしなくても済むように、日々のコツコツと貯蓄し不安のない楽しい子育てライフを楽しみましょう。
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4歳の娘と第二子妊娠中のママです。妊娠中でも毎日フル回転です。
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