部屋がなくてもプライベートスペースはつくれる
主婦が自分の部屋を持つメリットはわかったけれど、部屋が余っていない方の方が多いでしょう。しかし安心してください。部屋がなくても工夫次第で立派なパーソナルスペースの確保が可能になります。
キッチンのちょっとしたスペースに机と椅子を
キッチンの片隅に、小ぶりのかわいいデスクと丸椅子を置けば、それだけでパーソナルスペースのできあがりです。デスクは壁に向けると、プライベート間ができて居心地がよくなります。またそのスペースに好きな小物や料理本、お花などを飾ってみるのもよいですね。
使っていないデッドスペースを利用
家の中を見回してみると、使っていないデッドスペースが1カ所や2カ所はあるはずです。例えば廊下のちょっとしたスペースやロフト、屋根裏部屋などがこれに当たります。またベッドルームの隅にドレッサー兼デスクを置けば、それだけでプライベートスペースに早変わりです。固定観念にとらわれず、自由な発想でスペースを探してみてください。
棚を使って部屋を2分割するのも可
思い切って、部屋を棚やパーティションで2分割してみる方法もあります。つまり一つの部屋を区切ることで、2部屋にしてしまうという発想です。背の高い棚で区切り、カーテンを設置してみるのも、プライベート感が出ておすすめです。程よく相手の存在を感じるため、家族が孤立してしまわないという面でもメリットがあると言えます。
おわりに
家族の世話に手がかかって外出が難しい主婦は、家の中でいかに充実した時間を過ごせるかが大切です。今回ご紹介した方法を参考に、自分の部屋やプライベート空間を持つことで、家事や子育ての合間の息抜きや活力に役立てて行きましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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