育休の延長手続き期限と申請方法とは?
最後に、育休の延長手続きの期限と申請方法についてお伝えします。育休の延長手続きには、延長する年齢によって申請期限が異なります。期限を過ぎてしまうと、育休の延長手続きが出来なくなってしまうので、覚えておくようにしましょう。
育休を1歳6カ月まで延長したい場合
育休を1歳6カ月まで延長したい場合は、1歳の誕生日の2週間前までに育休の延長手続きをする必要があります。
子どもが1歳を迎える時点で、保育園に預けることが出来ずに待機児童になると、1歳6カ月まで育休を延長する事が出来ます。
2歳まで育休を延長したい場合
2歳まで育休を延長したい場合は、1歳6カ月になる日の2週間前までに、育休の延長手続きを行わなければなりません。
1歳6カ月の時点で、保育園に入れない場合や養育が困難な場合は、2歳まで延長する事が出来ます。期限までに延長手続きを行えば、希望通り育休を延長する事が出来ますが、1歳6カ月まで延長した事で安心してしまい、2歳までの延長手続きを忘れてしまう人がたまにいるので、気をつけましょう。
育休の延長手続き方法や必要な書類
育休の延長手続きは、基本的には勤務先が行ってくれます。勤務先に育休を延長したい意向を伝えて、送られてきた書類を提出すれば完了です。勤務先への育休延長の申し出は、延長開始の2週間前までに行ってください。
また、勤務先から送られてくる書類の他に、育休の延長手続きには、「育児休業延長申請書」の提出が必要になります。さらに、特別な事情で延長する場合は、延長理由を証明するための書類(医師の診断書など)が必要になるので、覚えておきましょう。
おわりに
育休を延長したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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