夫婦だけで生活している間は自然に会話できていたのに、赤ちゃんができると子育てに精一杯で夫婦の会話が激減…。特に初めての育児の場合は慣れない子育てに戸惑いパートナーとすれ違ってしまうこともあるでしょう。ここでは夫婦が末永く幸せでいられるためのコツである相手を褒める言葉についてご紹介します。日々の育児が少し疲れたなと感じることがある方はぜひ参考にしてみてください。
褒めはとても難しい
赤ちゃんの世話にやっと一区切りついてふとパパの方を見たら、スマホを眺めてぼーっとしている様子に思わず腹が立ってしまった。といったことが誰しも一度は経験があることではないでしょうか。夫婦はあえて避けているわけではなくてもすれ違ってしまう場合があります。そんな中で大切なのは相手を褒めることなのですが、やろうとしてもなかなか難しいものなのです。
小さなことでも具体的に褒める
普段一緒に生活していると、どうしてもタイミングが合わず相手の欠点ばかりが目についてしまいがちです。例えば、自分が少し離れている間に泣き出した赤ちゃんを抱っこしてくれていたら「抱っこしていてくれてありがとう」と感謝をこめて褒めることができます。
逆に赤ちゃんが泣いていても対応しないパパの姿に気が利かないな。と思っても、それは慣れない育児に対する常識が異なるだけ。「泣いていたら取りあえず抱っこしてもらえるとうれしい」「このおもちゃを渡してくれると助かる」と事前に伝えていれば、褒めるきっかけを増やせるでしょう。
褒め言葉は心から思ったことを選ぼう
褒めるのとお世辞は異なります。無理に思ってもいないことで褒めてしまうと嫌みになってしまいます。そこで相手が必ず家事をしてくれる、おむつを替えてくれる、などと期待しすぎないでいることがおすすめです。そうするとパパのちょっとした行動がありがたく、褒めるきっかけになりやすいです。
パパが言われてうれしい褒め言葉とは
パパが家事や育児に参加してくれるようになったら、仕事が雑だと感じてもあとでこっそり直すようにしてある程度は目をつぶりましょう。赤ちゃんの安全にかかわること以外であればおおらかに捉えていると、育児に参加してくれた感謝とともに自然に褒めるきっかけが作れます。
パパが言われてうれしい褒め言葉の例をご紹介しましょう。
- やっぱりパパって頼りになるね
- パパが帰ってくると子どもがご機嫌になるんだよ
- (親戚や友人がいる際に)わが家のパパは自慢のイクメンです
合わせて読みたい
パパから上手に褒めてもらうためのコツ
育児では子どもからストレートに感情をぶつけられるので、どうしてもママはイライラしがちです。疲れてしまったときや怒りがおさまらないときに助かるのはやはり大人であり夫であるパパ。私はこんなことを不安に感じているんだ、と自分の感情を表に出すことでパパから褒めの言葉を引き出しましょう。
どこを褒めてほしいかアピールする
「身に付けているものをちょっと褒められるだけでもうれしい」、「育児中だけどいつまでもキレイでいたいの」、「パパの好きなメニューを考えたのよ」など、日ごろから褒めてほしいポイントを口にしていれば、パパが褒めるきっかけを作れます。
褒めてくれなければ自分で褒める
お出掛け用のメークや服装に気づいていても実際に言葉に出さないこともあります。そんなときは「ピンクの服を着るとか珍しいでしょ」、「すてきでしょ」と自分で直接自分を褒めてしまっても良いでしょう。そうすれば「そうだね」というあいづちですら褒め言葉のように感じられます。
不安なことでも素直に表現してみよう
自分が日ごろ頑張っていることや気にしていることを正直に言葉にしてみましょう。「子どもは○○な風に育てていきたいと思っている」、「最近気分転換ができていない気がする」、「疲れちゃって元気がでないの」など、自分の考え方やマイナスの感情を少し表に出しておくとそんなにがんばってくれていたんだ!というパパの気づきになって褒めてもらうきっかけが作れます。
合わせて読みたい
30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。