ママ友が本当の友だちになる?理想のママ友関係
ママになったからこそできた友だちは、ママの仕事が終われば友だちではなくなる……とは限りません。ママ友が、子ども抜きの友だちになることもあります。子育て中の苦労を分かち合った仲間同士、大人の関係を大事にしていけば、一生の友だちになる可能性も。友人関係が続くポイントは、「体験を共有すること」です。
PTA参加で付き合いが深くなることも
幼稚園や小学校には、PTA組織があります。一子一役と決まっているところもあり、子どもの数が少ないところでは、全員がなんらかの係を担当することもあります。PTAの仕事は、先生と協力して子どもの教育環境を整えていくこと。面倒な仕事もありますが、「子どものためにがんばろう」と同じ目的を持って活動することで保護者同士が仲良くなることが多いのです。特に幼稚園で役員をやった人は、小学校や中学校でも声をかけられることが多く、地域との結びつきが強くなります。学年を超えたママ友ができ、徐々に子ども抜きで語り合える友だち関係に発展することもあります。断りきれなくて役員を引き受けてしまうような人は、それなりに人望もある人ですし、常識人ですから、大人同士の友人関係が成立しやすい相手だともいえます。
趣味が合えばラッキー!大人の趣味友だちになるかも
ママ友の話題はどうしても子ども中心になりがちです。それでもなんとなく世間話をしているうちに、ふと自分のことを話す機会が訪れたりします。ハマっているドラマが同じだったり、好きな音楽が一緒だったり、出身地が同じだったり、なにか共通点を見つけると、ぐっと距離が縮まる感じがしますね。こうして趣味が合うママ友が見つかれば、ラッキーです。大人になってからできた趣味友だちとして、長く付き合いが続くことになるかもしれません。幼稚園で知り合ったママ友同士が同じアイドルにハマり、15年以上も仲良くライブに出掛けている、なんていう例もありますよ。
おわりに
ママ友関係は、ある意味、ママである限り続いていくものだといえます。しかし、子どもたちが自立し、ママの役割が徐々に少なくなると、ママ友関係も徐々に薄まっていき、自然消滅することが多いようです。子どもが大きくなれば、もう「○○ちゃんママ」と呼ばれることもありません。ただ、なかにはママ友関係がきっかけで、長く付き合える大人の友だち関係が始まることもあります。悩んでいる人は、いずれ終わると考え、楽しんでいる人は、長く続くかもと考えて、ママ友ライフを乗り切ってください。
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